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広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
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HN:
竹内ふみの
性別:
女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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先日、お昼楽器店でのレッスンを終えて、楽器店によると、
スタッフの方から、もの凄い勢いで
『先生にお勧めな弓があるんです!!』


と言って、
勧められたのが、カーボンの弓でした。

二胡の世界では、カーボンの弓、なんて
聴いた事もありませんが、苦笑
ヴァイオリンの世界では、ここ10年くらいでかなり、浸透しており、
ヴァイオリンに至っては、カーボン製の楽器自体があるほどです。

もはや、カーボンケースでワイワイ騒いでいたのは、遥か昔の事です....笑



さて、その勧められた弓.

カーボン弓は、耐久性に優れており、
少々乱暴に扱っても、
折れない、傷がつかない、など、
気を遣わず使える事から、
良く、素人さん向けに扱われるものが多く、(実際、カーボン製の弓は、木の弓に比べ しなりが少ない事から、初心者にとっては、扱いやすいという事もあり)
大体価格は10万円以内のものがほとんどな気がしますが、
私が、見せていただいたものは、それを全く、大きく上回っている価格でした。。。。

普段、カーボン製の弓、というものに、
私はほとんど興味を示しませんが、
今回の弓になぜ私が、興味を示したかと言うと、
その弓は、
カーボンが、中に埋め込まれており、
表面は、スネークウッド、という弓の材としては珍しい木材で創られたものだった事、
それから、制作者が、J.S.フィンケルという、良い弓を創るという事で
大変有名なスイスのマエストロの制作ボウだった事。
試奏してみるととても、良い感じだったこと。
音の感じは、硬質ですが、音質はクリアで、
カーボンらしい部分と、カーボンらしからぬ部分を、併せ持っている感じ.


私見ですが、
今のところカーボンだけの弓というのは、
木の弓には、絶対勝る事はありません。

それは、もう、仕方のない事です。
良質な弓というものは、
専門の職人が、長い年月を経て乾かした良質の木を使い、
そのために、仕立てられたものですから、
もう、それは、ケミカルなものには、太刀打ち出来ないと、私は思っています。

私の、今使っている弓は、2本、
一つは、フランスの、ラミーという、作家のもの、
もう一つは、ドイツのグランケのものです。
グランケは、大学時代、楽器を買い替えた時に、
ラミーは、職人さんの工房で知り合って、惚れ込んで、
うちの子になりましたが、どちらも気に入っており、
演奏によって使い分けていますが、
どちらも、全く違う性格の弓のため、
もう、これら以外は良いかなあ、と思っていた矢先。

なのに、今回、そのカーボン弓を
一度持ち帰ってまで、試奏させてもらったのは、
今までの弓のどちらとも、違う感じの音が、出たからです。

私の演奏形態上、野外や、バンド形態での演奏は、割とある方です、
そこを考えると、
他の楽器に負けないくらい、音量に、ボリュームのある事、
それに加え、音質は落ちない事、
野外での弓に与えるストレスに対し、問題のない形態である事、は、
私の活動上、持っていても悪くないなあ、
と思った訳です。
その上、使いやすく良い弓。

という訳で、悩んでいますが、
まあ、後は値段との相談、ですね...苦笑


それにしても、
カーボン弓、
二胡に登場したら、面白いかもなあ、
と思いました。
二胡の弓は、ヴァイオリンよりも、劣化が激しい様に感じます。
材が、竹であったり、金具に感じもヴァイオリンに比べると
かなり適当な感じで、作りが粗末だから、といえばそれまでですが、苦笑
そういった、二胡の弓こそ、カーボン製になれば
長持ちするんじゃないかなあ.
と思った訳ですが、

以前、
弓が割れている、という話をした時に、向こうの人が、
ひもで縛って使う、
と言っていたのを思い出して、
やっぱり、中国楽器には
必要ないかもな、、、、

と思い返した秋の夜長。

まあ、それ以前に二胡の弓は楽器に接触して弾く事が多いので、
楽器をキズ付けないためにも、
材が竹なんだろうと思うので
どのみちカーボンは難しいのかもしれません。


秋になり、レッスンの問い合わせが、ここのところ
急増しております。
9月にはいってから、実に7件も
ブログをみて、
と、ご連絡を頂きました。

体験レッスンや、レッスン見学で
新しい方々に、お会いすると、
私よりも、
見学される生徒さんたちの方が、
どことなく、張り切ったり、

ブログをみて、と見学された方が仰ったりすると、

先生、ブログなんてあるんですか?

という生徒さんもおられたり。笑


私は、生徒さんたち全員に、自分のブログの存在を、
いちいち知らせてないので、
特に、10年以上、来られているような方々は、
私がブログをやる前から、レッスンしているため、
知らない人の方が多いかも、、、、。苦笑


そんな訳で、新たな出会いにも弓を膨らませつつ。

、、、、
あ、間違えた。


夢を膨らませつつ!

天気良き、日
今日も、素敵な一日を。
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先日、生徒さんに街でバッタリ会ったらしいのですが、
私は、いつもの様に、全く気付かず通り過ぎたらしく、(苦笑)
レッスンで、そう伝えられ、
どうして声をかけなかったのかと聞いたら、
なにか、逃げるような感じだった、、との事.

日付を聞いてびっくり。
覚えてました!

その日は、珍しく、用事があり、
仕事合間に市内を、テクテク歩いていました.

そうしますと、
その、たった1、2時間の間に、
何と、3回も、見知らぬ人から声をかけられた訳です。苦笑

そのうち、
お2人は、せこへい美術館、という、旧日銀跡地で開かれたイベントでの演奏を、みました!
という人たち、
後のお1人は、先月に、地御前亭でのイベント演奏で
見かけた、という方でした。

私は嬉しかったけれども、知らない人に3回も声をかけられた!
という、何となしの、不安感と、悪い事は出来ない!という恐怖で、
そそくさと帰っていた最中だったと思います。笑

しかし、バレてるもんですね。笑
たった3人に声かけられただけで、
こそこそしてるのが、バレる先生って、、、、、苦笑
ホンマ、すみません、、、、


くだらない話で始まりましたが、
今年はあっという間に秋になりましたね。
私の家は、山の側ですが、
3日前くらいから、
あっという間に、蝉の鳴き声から、秋の虫の音に早変わりしました。

嬉しいような、なんとなく寂しいような....

夏の終わりは、いつもこんな感じ。


先日、生徒さんから『先生は、一日何時間くらい練習するんですか。』
という質問を、2回ほど受けました。

どちらの方も、新しく始められた方で、
色々、思うところがあるんだろうなあ。
と思いつつ。

私の練習時間は、現在決して多くないと思います。苦笑
学生の頃や、卒業したての頃は、それこそ、練習、練習、練習。
と思ってましたが、
今の日々の仕事状況では、そんな時間の確保は到底無理です。
大体、朝から、レッスンか、リハ、+それに、伴う移動や、準備、
で、帰宅は深夜が多いですし、
演奏当日等は、それこそ本番以外にも、セッティングや準備等で1日拘束される事も珍しくありません。

せいぜい3時間、とれたら良い方。
かな。

それ故、工夫が必要です。

私は練習中は、一切の外界からのものを無視します。
部屋のすべてを出来る限り締め切って、シャットアウトして
そういう閉ざされた中で、練習をします。

生徒さんの中には、練習の際、
限りなくオープンに解き放ってする、という話をしていた方もおられますが、
私にとっては、それでは自分と対峙して音に集中する事は出来ません。

良く、草原で音を出す、というような話がありますね。
あれは、確かに自分を解き放って
とても気持ちのよいものですが、
そういうとき、
私は、練習 はしません。
音で遊ぶだけ。

練習というのは、もっと、ストイックで過酷(言い過ぎ?苦笑)で、
それでいて、充実感あるものでないと駄目だなあ、、と思います。

例えば、音響のすごく良い場所で、
気持ちよく練習、というのも、私にとっては、NGです。

それは、私が出した、良い音、
ではなく、環境が生み出した、良い音.
なわけです。

だから、なるべく、音が吸収、消音されるようなデッドな場所、
自分の音が完璧に、響きや、リバーブに左右されないような場所が、好ましいです。

ですから、サイレントルーム等は、適してますね.笑

まあ、このしっかり閉ざされた環境、のおかげで、
良く、練習に没頭しすぎて 時間をオーバーしてしまい、
レッスンに遅れる、という失態を、
何度も、学習能力低く、繰り返してはいるんですが、、、、泣


後は、必要な箇所だけ練習します。
良く、レッスンで話しますが、
難しい曲も、なぜか、最初の段だけ、最初のフレーズだけは、
上手く弾ける、という事があります。

なぜでしょうか。

そこを、一番、覚えるほど、良く弾いているからです。笑
まあ、出だしなので覚えやすい、という事もあると思いますが、
人は、大体、覚える、という事が出来れば、
後は、大まかには弾く事が出来ます。

ですから、可能であれば覚えるのが一番良いのですが、

それを、後は
細かく音の成り立ちと併せ、読み解く事。
難しいフレーズは、音の構成、音質がクリアーになるまで、反復して弾き返す事。

レッスンで一番注意して伝える事は、
ボーイングです。

ダウンと、アップ.
それが、同じ感覚として、使えてるか、
二胡の場合は、内弦、外弦に対しても、
同じ感覚で、弓が扱えているか。
呼吸の様に、吸ったり はいたり、
というような、全く違う作業ではなく、
弦に置いた弓を、どちらか一方へ「ずらす」
という感覚。

その様に、同じ感覚で、
弓を扱うことで、
出音の癖や、音質、強弱のムラをかなり、解消出来ます。




話が若干逸れましたが、苦笑
練習は、

時間と、内容。

それは、完璧に
上達に、比例します。


皆様、芸術の秋、
良い練習で、良い音楽を!!!

7月も終わりますが毎日、暑い日々が続きますね.
7月って、こんなに暑かったっけ、、、、?
と、首を傾げる暑さです。
日本はすでに、亜熱帯気候へと突入してる感がありますよね。。。。

そのうち、北海道が一番過ごしやすくて、
本土はインドネシア的な環境に、、、、なんてなるのは、いやだなあ、、、、

と、思いつつ、アイスをやけ食いしている竹内ふみのです。苦笑


先日、来月転勤で県外へ転居してしまう私の大好きな知人と、
会食がありました。

その知人は、私の演奏を良く聴きにきてくれており、
いつも、演奏後、駄目だしをくれます。笑

大変思慮深く、冷静沈着で賢い人なので(誉め過ぎ?笑)
いつも「知り合い」という、個人的なフィルターを通す事なく、
冷静且つ音楽的に私の演奏を聴いてくれるため、
私は、その知人の駄目だしを、信頼しています。
何より、私の事をちゃんと、一ミュージシャンとして
聴いてくれている事が、分かるので
そういう点でも、信頼しています.

演奏者としての期間が長くなって、年を重ねると
意外にも、「駄目だし」をもらう事は、かなり減る傾向にあると思います。
それは、もちろん、私たち奏者側のスキルもアップしますし、
演奏することに、ある程度の慣れや、自信が芽生える事もあると思いますが、
怖いのは、『言っても無駄』『言うのが、憚られる状況を醸し出している』
と相手に感じさせる奏者に成り下がる事です。

まあ、プロでやっているのであれば、
自分の演奏が、どういう状況かは、自らしっかり把握しておくべきものですが、
他者からの駄目出しには、やはり、自分には持ち得ない、感覚や発想が含まれており、
大変参考になる、有り難い資料の一つです。

しかしながら、ここで大事なのは、
相手が、私にどういう風にそれを、伝えるか、
そうして、私がそれを、どう受け止めるか.
です。
自ずと相手との関係性も大事になります.

知人と私の場合は、そういった先に話したような対等で
潔い信頼関係があるからこそ、
お互いが、無駄にオブラートに必要な事を包まず
誠意をもって伝えたり、受け取ったり出来るわけです。


レッスンでも言い方、伝え方、という事に関しては
いつも大きな課題であり、考え悩むところですが
私は良く、レッスンで口ごもったり、少し考え込んだりしてスラスラ言葉が出て来ないような時がありますが、苦笑
思った事を、色々自分の中で変換して分かりやすく伝えなければ、
言い方、伝え方によって、生徒さんたちの、反応、その後の進展は大きく変化します。

いくら、論理的に正しくても、
あまりにも、自分の感覚とかけ離れたり、共感、理解の出来ないたとえや、
難しすぎる内容だと、
私の言葉は、教則本に載っているような、
それだけでは意味の分かりづらい、言葉の羅列と同じになってしまいます。

教則本に書いてある、楽器の弾き方や説明、というのは
いつも、大変正しいですが、
内容に対して、書いてあるほど事の満足感は得られません。
それは、ただ単に、書いてある事が、
自分の感覚から生まれたり、体で理解したものではなく
人の知識を聞いているに過ぎない、ということなわけですが、
でも、私たち指導サイドはレッスンで、例えば本と同じ内容を伝える時に、
自分の言葉で、分かりやすく噛み砕き、生徒さんのレベルに応じた対応が可能です。

そういう、レッスンでの一人一人に応じた細かい対応こそが、
個人レッスンの大事な部分であり、
必要性だと思っています。

そうして、そのために
私たち指導側は、
いつも、生徒さんたちのレッスンに対する
細やかな部分を理解、分析し、
また、生徒さんたちが上達したり、レッスンを重ねるうちに、
新たに 見えてくる発見事から、
今まであった生徒さんへのレッスン内容を、
新たなものへとステップアップさせ、シフト出来る柔軟な感覚も
持ち合わせておかなければいけないなあ、と省みる会食でした。



心を向けて、ものを伝える。

大事な事は、いつも、大切な人たちや生徒さんたちが教えてくれます.

昨日は、もの凄い、美食の一日でした!

あっ!その前に。
無事、帰国しております.

スケジュールブログ、個人ブログは順にアップしておりましたが、
こちらが、最後となってしまいました。苦笑

生徒さんが、皆様、
「お帰りなさい!」
と、笑顔で迎えて下さるのが、本当に嬉しくて、
感無量の日本です。



で、本題.笑

もう、日本食に夢,恋焦がれていたので、
昨日という日を、本当に忘れません!!!!!笑


まずは お昼に、
広島市内の胡町にある、BAR KAZURAへ、
今月の22日から始まる、お店の5周年を記念しての
イベント演奏での打ち合わせに。



写真は、それぞれお店の入り口、
ワインと、シガーで一杯.
それから、2部屋ある個室の、一つの赤い方のお部屋。
カウンターから、外へ向けて写真。
外では、バーベキューも、1日限定一組、可能だそうです。
すごい!!

打ち合わせのメンバーは、
シガーを担当されている、タバコ屋さんのなかみちさんに、
お箏の木原さん、チェロの都志さん、そして私。

22日から、26日までの5日間、
毎日生演奏が聴けます。

でですね、そのKAZURAというバー自体は、
実は、1周年でして、母体となっている「葛」
という高級料亭さんが5周年。というわけ。

でもって、お昼に、と
その、料亭「葛」で創られた、懐石弁当が振る舞われ、
それが、何とも素晴らしく美味しかったのでした!


まさに、日本食の美味.です。

葛の、皆様ありがとうございます。



そうして、夜は「地御前亭」いうこれまた高級料亭にて、
海を眺めつつ、食事、、、、

いやいや、、、お仕事です。笑

書道家の、坂口直樹さんと、書と二胡のコラボパフォーマンス、
ということで、演奏させていただきました。
奏しまして、演奏後
またもや、懐石料理をご馳走いただいた訳です。



鱧の湯引きに、絶妙の味の茶碗蒸し、東城のお米!
もう、本当に日本人で良かったです!!

そうして、
料理長さんが特別に、と
ナマタコのお刺身をさばいて下さり、
最高に美味しかったです。

女将さん、料理長さん、地御前亭の皆様、
いらして下さった皆様に、坂口さん、
本当にありがとうございました。
写真は、坂口氏と、当日書き上げられた作品。







で、更に本題.笑

このブログを、
スケジュールブログに書かずに、なぜこちらに書いているかと言いますと、
その、コラボパフォーマンスが、弾く上でのなにがしか、
レッスンで生徒さんたちに、お話しするような事に、
何か繋がる事があるなあ、と思ったので。

坂口さんが、お手伝いとして
付き添いの方を伴っておられ、
その方から演奏後、
書とのコラボの時に、何に意識を向けて
演奏をしているのか、と聞かれました。

昨日のコラボは、
坂口さんが、お書きになる書、に合わせ
私が、自由に即興演奏で華を添える、
という形で、当初私は捉えていましたが、
実際やってみると、坂口さんは私の動きにも、
呼吸を合わせて来られ、
大変息のあったパフォーマンスとなったわけです。

私は終始、坂口さんの何と言うか、エネルギーみたいなものが
でたり、動いたりするのを、何となく感じながら、
それに併せて、その場でイメージしたものや、
こういう時に、こんな感じの、という
あらかじめ、自分で色々試しておいた、フレーズ等を基に
即興を繰り広げていくというのが主でした。

実際、何という言葉を書くのかは、
決まっておらず、伺ってもいませんでした。

ただ、お互いが、お互いの出すものに、反応し合って、
形を変えていくような、そんな気持ちでした。

コラボレーションでは、よく、
ペインティングや、ジャグリング、VJというような映像、朗読や、紙芝居、
はたまた、壁に打ったクギに、毛糸を巻き付けていく、
というような、様々なパフォーマンスとご一緒する事がありますが、
形のある、視覚にうったえる物事と、
形のない、聴覚にうったえる物事が、重なり合って出来るコラボレーションには、
本当に、面白いが故に、大変難しくて、

こういうものは、演者同士のフィーリングや、モチベーション、意識の深さなどが
合わなかった場合、
ただの、演者側の自己陶酔や、自己満足に終わり、
ダラダラとした垂れ流しになってしまう事も、否めません。

今回、なぜこういう形で
しっかりした、パフォーマンスが出来たのか、を、考えると
恐らく、坂口さんに、パフォーマンスの大基となるはっきりとした
ビジョン、流れがあったこと、
その、流れや動き、新しい展開を私が、一瞬一瞬逃さなかった事、
そうして、醸し出した私の音に、坂口さんが、また更に呼応して下さった事、という、お互いの、やり取りが、しっかり続いた事。
に尽きると思います。

この流れを、帰り道、考えていて
ああ、曲を弾くのと、全く同じだなあ.
と思いました。

その曲の持つ、流れや主張したい事、大事な部分、を、
いかに自分がはっきりと感じ取るか、
それを、どうやって音にするか、
時間の推移によって、どう表現するのか、
自分は、それをどう弾きたいのか、

そういう、曲との、自分との対話のようなものですね。
演奏というのは.

コラボレーションは、
その対象が、視覚を持つ、別の事象に取って代わり、
なおかつ、アドリブと時間とで生み出す芸術そのもの。
という感じでしょうか。





う〜ん。
もっと、上手く言葉で表現が出来れば良いのですが、
なかなかです!!

でも、帰り道、ふとそういう事柄を考えつつ
生徒さんたちの事が、頭に浮かんだ訳ですので、
ここに、書き留めておこうと思います。



さて、海外から帰って来てからというもの、
今回、どうも時差ボケチックです。
今までは、なった事なかったので、
最初よく分かりませんでしたが、
おかしな時間に、猛烈に眠くなったり、起きたり、
という事を繰り返しております。
まあ、今回向こうでの滞在が割と長かった上に、
かなり、向こうでは規則正しい生活をしていたので、
無理もありません.。。。。
おまけに、日本に帰ってみれば、
何ともいえぬひどい湿度のため
楽器も、私も閉口していますが、苦笑
後少しの辛抱.と思って、
おいしい食事で乗り切って、
頑張りたいと思います。笑



お休みなさいませ.

今回の海外遠征に際し、
たくさんの生徒さんから、
激励のお言葉、お心遣い、お気持ちを頂きましたこと、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

皆様のお気持ちに恥じぬよう、
精一杯精進致して、頑張って参る所存です。


皆皆様のお心に、深く感謝して。
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