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広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
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HN:
竹内ふみの
性別:
女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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あっという間に、1ヶ月が過ぎますね。
今年も、残すところ1ヶ月を切りました。
早い.

バタバタですっかり生徒さんの募集の告知を、
アップしたままになっておりましたが、
ここで締め切りたいと思います。
なお、来年からは
私の諸事情で、当面のところ、
広島での新しい生徒さんの募集は、行わない予定です。
現在、打診されている体験レッスン希望の方々に関しましては、
責任を持って対応致しますので、
宜しくお願い致します。


右手の動きについては、
このブログでも、再々触れており、
レッスンでも、生徒さんたちには、折に触れて
右手の動きについて、言及しますが、
頭では分かっていても、手がなかなか動いてくれないのが、
現実.笑
と、生徒さん口々におっしゃいます。笑

分かるわかる分かります。笑


右手が、動かしづらい要因となる事は、様々です。

スラー内での、音の跳躍や、移弦、ポジション移動、
裏拍や、シンコペーションなど、イレギュラーで、トリッキーなリズム
指回りの必要な、音の羅列や、
難しいボーイングや、難しい弓の使用位置、
そうして、肩、肘、手首、指の関節の緊張。

それらを、全て網羅しつつ、
右手を動かすのは、
至難の業です。

しかしながら、
右手がまともに動かなければ、
なかなか、思う音色はでないので、
生徒さんたちには、なるべく、
左手を動かしつつ、右手の事も考える、余白部分を
つくるよう伝えていますが、
右手の事を、
非常に楽に考えれるようになる、近道があります。
それは、
左手の、ポジションの移動の感覚を
絶対的なものにする事です。

調に対する、音の配列や、アルペジオ、
それに伴う、ポジションの移動、
この感覚が、自然で正確で緻密であればあるほど、
色々な事が、スムーズになりますし、
右手の感覚が自然に意識出来るのも然り。です。

では、ポジション移動を、明確で正確なものにするには、どうしたら良いでしょうか。


それは、常に音階練習を日常的な練習として取り入れる事です。

殆どの生徒さんが、
音階練習、分散和音練習を、苦手として嫌います。苦笑

まあ、面白くない、難しい、自分の出来なさ加減がはっきりと分かる。

となると、
誰でも嫌になります。

でも、大事なんですね。
とても、大事です。

調性や、それらの分散和音を、
音列として、理解する事、
音程を耳で理解する事、
指の運指や動きで理解する事、

これを、全て同時に認識出来るのが、スケール練習です。
いつも言うように、
調整のはっきりしない曲を、
弾く事は出来ませんね。
何の調で、どういう音が使われるのか。
そういった事を、まず知ってから、大抵は曲に取り組みます。
その、礎となる部分が、スケールであり、アルペジオです。

こういった地味でちまちました練習を、
毎日、少しずつ少しずつ、積み上げていく事が
正確性、柔軟性、多様性、自由性のある音楽を
創っていける基礎だと、私は思っています。

私たちのような、人前で演奏を仕事としている人間は、
華やかで、派手な毎日を送っているかのように思われがちですが、
仕事として、最も大事な大部分の時間は、
練習や、リハーサルです。
本番は、束の間の玉響です。

それと、とても良く似ていますね。
輝く、一瞬の音を生む為に、
費やされる、膨大な時間を思うと、
音を出す、という、一見他愛のないような事にも、
魂が宿って然り。
と、いつも思います。


寒くなりました。
風邪等ひかれませんよう、
皆様にとって、良い1年の締めくくりとなりますよう。
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随分間が空いてしまいましたが、皆様お元気でしょうか。笑

福岡、松江での演奏、東京ツアーも終わり、
11月は少し、ゆったり出来る予定ですが、
何せ来年から、各種バンドで、一気に4枚のCDのレコーディングに入り、
年内にリリースされる事から、
その算段も含め、結局バタバタしそうではありますが。苦笑

何しろ、オンとオフの切り替えは、大事だなあ.と最近つくづく感じます。
若いころは、苦笑
オフは、寝るときだけで、
後は一生懸命、忙しく、常にオンの状態がほとんどで、
それで、良いと思ってましたが、
年を重ねるにつれて、
良いオフの状態を作る事が、良いオンの状態を作る事も、また真理。
と思うようになりました.

人も時間も。



特に、
演奏をする、という事に関しては、
オンの状態を如何に、上手く保つか、
という事だと私は思うのですが、
まあこれも、結局は、長年の演奏経験から培ってきたものが多いため、
習うより慣れろ、という事なのかもしれませんが。

精神面はさておき、
実際演奏をする時に、
私がウエイトを置いている事はやっぱり、右手。かなあ。
と思います。

弓使い一つで、いかようにも、表情や表現を変化させる事が出来る。
というのが、私の考えです。

左手は、もちろん正確な運指が必要ですし、
美しいビブラートや、音程は、曲が曲たる為に、必要ですが、
殊に、擦弦楽器では、何度も言うように
そういう、実質的に音に表出する、
音程やビブラートに気を取られすぎて、
動かせばとりあえず、音のでる
右手の意識がおろそかになりがちに感じます。

右手を意識してしまうと、弾けない、
という事は、イコール、
曲が弾けない。
というのと、私的には同列です。

それを、どうやったら、右手を意識した状態で、
今左手で出来ている事を、そのまま出来るようにするのか、
意識をどうしたら、拡げれるのか。
どういった練習方法がそれに有効なのか。

私の練習は、いつも、こんな感じです。
自分が、必要に思う事、疑問に思う事、こうでありたいと思うイメージ。
それに近づく為に、どうすればいいのか。
一見、今やっている曲や内容に必要ないように思えるようなことでも、
徒労に感じたり、難しい、または面倒に感じる事でも、
そこが、クリアー出来なければ、
やっぱり、同じところを巡るしかない。

それを、自分で引き出し、伸ばせれるか。

それが、ただの反復、なぞりで終わらない練習方法の鍵だと思っています。

レッスンは楽しく。要点はしっかり。
練習は厳しく。最後に1回だけ通して弾いて自己陶酔。笑

くらいの、ウィットさも、もちろん、
楽しく学ぶ為には、必要ですね.笑

秋は、楽器が良く鳴ってくれるので、
本当に、弾いていて気持ち良いです。
危うく私まで、自己陶酔しそうですが.苦笑
そこは、グッとこらえて、
ストイックな秋の練習を頑張りたいと思います。笑


みなさまも、素敵な秋の音色を!

あっという間に,9月。
レッスンブログも,随分間が空いてしまい、
気付けば,秋の気配ですね。


先日、ウォーキングに出かけたつもりが、
途中から,気付けば,ドングリ拾いに変わっていた,竹内ふみのです。笑
秋は,楽しい。実りの秋、ですね。

今日は、広島本願寺別院で、
非戦70年の鎮魂のコンサートでした。
私は,ヴァイオリンで、
広島の作曲家、藤原典子さんが作曲された、
祈りの鐘、という現代曲に加え、
トロイメライ、愛の讃歌、それから月とゆりかご、の3曲を演奏しました。

現代曲は,殆ど日常では,演奏しないので、
私個人的には,こういうタイミングで,祈りの鐘を、
演奏させていただけたこと、それに、
メンバーも然り。

諸々反省はあるにしろ、
非常に,有意義で充実したないようでした。

愛の讃歌は,7月に,とある演奏会で二胡でも演奏しましたが、
楽器が違うだけで、自分が出したい表現が,変化するので、
曲1つ1つ、本当に,面白いなあ。
と思いつつ演奏。


一つ一つ、一日一日、
終わっていきます。

大事なことも,些細なことも,大きなことも,小さなことも、
同じように,終わっていく。

その終わりが、
今までの私に、そうして、今からの私に、
バラバラに,折り重なるのではなく、
ちゃんと,一つ一つ、意味を成して積み重なるように。

そう,心掛ける日々。

どんなことも,終わりがあるから,頑張れる。
でも,その終わりが,
きちんと、終わった実感があること、
そうして,納得出来ること、
ちゃんと,次に繋がること。

それが、
きちんと自分を積み重ねれることに、なるんだろうと思うんですが,
なかなか、ですね。

いつも,反省ばっかりです。

秋は、いつもこんなことを何となく振り返って考えてしまいます。
まあ,そのうち忙しさにかまけて忘れ、
大抵はあっという間に年越し、と相成り申しますが。苦笑

さて。
9月になりましたので、
若干名、生徒さんを募集致したいと思います。

とはいえ、9月も福岡、松江、10月は東京、と
遠征演奏が続き、なかなかハードなスケジューリングとなっており、
どうなることやら、ですが、苦笑
ですので、若干名。
我こそは、と思はん方がおられましたら、
ご連絡お待ち申し上げます。

なお,7月にご連絡いただき、
夏の忙殺で9月まで、レッスン開始を待ってもらっていた生徒さん。
体験レッスンの時に、
なんか、しなやかだなあ。
と思っていたら、やっぱり。
お三味線をされておられました。
今後が,楽しみです。

そうして。
写真は,とある生徒さんの楽器。
横になっており,見にくくて申し訳ないですが、
なんと、二胡のガードになる、でんペんを
ご自分で,銅板をでんぺんの型にして、
カスタマイズ!!
その上,千斤は
色々思案した末の、
釣り糸で使用される、金属が練りこんである,糸。
触った感じや,見た目は,普通の糸と変わりありませんが、
音が良く響くそうです!!

良いですねえ。
どんどん,オリジナルカスタマイズでヴァージョンアップ。
こういうのは,ほぼ、男性ですね。笑
女性は,殆どの方が、あるものの中でしか、選びませんが、
男性というのは,やっぱり,性質、ですかね。
自分で,色々考えて,新しい方法や代替品を編み出すことが、
見ていても非常に多いです。

どんどん進化していく楽器は,見ていて非常に面白く、
また,可愛がられてるなあ。
と、嬉しくもなり。

楽器への愛情表現も,千変万化だな。
などと考える,秋の入り。笑



レッスンの詳細は,以下の通り記しておきます。
また、素敵なご縁に,巡り会えますよう。



レッスン募集案内

ヴァイオリン、二胡ともに、
しっかり、マンツーマンで基礎から楽しく学びたい。
と思われる方がおられましたら、
ご連絡お待ち申し上げます。

ヴァイオリンは、現在 基礎から始まり、クラシック、民族音楽、アイリッシュや、アドリブなどを、網羅したレッスンを致しております。
二胡は、基礎に始まり、中国曲、それから、ポップスや日本の曲、洋楽など
それぞれのジャンルによる弾き方の違いに言及したレッスンとなっております。
レッスンは、月に入る前に、生徒さんとの都合を擦り合わせ、決定致します。


現在のレッスン場所は大体以下の通りです。

月曜 段原、横川(Musica Pax)、西条教室
火曜 段原、横川(Musica Pax)、五日市教室
水曜 段原、比治山教室
木曜 段原、五日市、緑井(安佐楽器)教室
金曜 段原、五日市教室
土曜 段原、比治山教室、
日曜 段原、比治山教室

ヴァイオリン 月2回〜 お月謝9500円〜 1レッスン60分レッスン
二胡     月2回〜 お月謝8500円〜 1レッスン40〜45分レッスン
                 ※別途消費税がかかります

入会金 3000円

講師 竹内ふみの

ヴァイオリン・二胡

広島出身。
エリザベト音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒業。
在学中より、ピアノとヴァイオリンによるアンサンブルを組み、
演奏活動を開始すると共に、二胡に出会う。
2001年、中国、北京へ渡り
中国音楽院にて、二胡特別講座を受講。
また、2013年より、アイルランドへ渡り、
アイリッシュフィドルを、パット.オコナーに師事。

現在、中国地方を中心に県内外にて,
ライブハウス、ホテル、美術館、病院,学校施設、カフェ,コンサートホール等
様々な場所で,
ジャンルを越えた幅広い演奏活動を行うとともに、
ヴァイオリン・二胡の指導にもあたる。

2000年に結成したインストユニット、祈り部(イノリベ)では、
民族的なスピリットを音に求め、
精力的に活動を展開するとともに、
2007年には、ファーストアルバム、『ミタケオアシン』
を、リリース。
2012年には、セカンドアルバムを、『おーらいレコード』から、リリースすると共に,関西ツアーを行う。
その他のミュージシャンによるレコーディング参加CDも,多数。
ラジオ、FMちゅーピー「音や本舗」では,月1のパーソナリティーも務める。
また、2014年、6月にはフランスで行われるパリ夏至音楽祭『Fete de la musique2014』への出演、
2015年には、宮島観光大使に選ばれる等、国内外へ活動の幅を拡げている。



お問い合わせ タケウチフミノ 090ー1333ー0343、jajoukaahiru@shirt.ocn.ne.jp


ご希望の方は、体験レッスン(有料)致します。
なお、生徒さんの募集につきましては定員になり次第、締め切らさせていただきます。
ご了承ください。

何年か前に、大学の入学と共にレッスンを卒業した生徒さんから、
夏休みに、広島へ戻ってきた際、レッスンをお願いします、
と先日、連絡が在りました。
何でも、大学でヴァイオリンを弾くサークルに入っているらしく、
冬に、ソロの発表が在るとの事。

嬉しい事です。

何よりも、
ずっと、楽器を続けている事が、
とても嬉しかったです。

上手くなってるだろうなあ...
むふふ。
久々会えるのも、楽しみに。

レッスンの一期一会は、本当に有り難く、嬉しいものです。
私は、音大に入る前の2年間だけ、
それまで習っていた先生とは別の先生につきました。

その先生に教わった事は、本当に多く、
一生の恩師ですが、
ご家族の転勤で、東京に引っ越された数年後から、
また転居されたため住所不定で、長い間連絡が取れなくなり、
心にずっと、残っていたものを、
先日なんと、ラインで繋がる事が出来、
急の失礼を承知で、連絡。
久々、近況報告も出来、先生の近況も伺え。
とても、嬉しかった。

自分が苦しい時、悩んだ時に思い出すのは、
必ず、恩師たちの姿であり、言葉であったりします。

そういう、私の中の絶対的な存在が、在る事は
私が、私として在るために、
とても、大事な役割を果たしていると感じます。

とても、有り難い事。

まあ、なかなか自分がそんな存在になることは、想像つきませんが、苦笑
それでも、
何かの時には、頼ってもらえるような先生でありたいなあ。
と、自分を省みるのでありました。苦笑

それにしても。
こういう時、インターネットのSNSのような、
コミニュケーションサイトというのは、
素晴らしい役割を発揮しますね。
久しぶりに、SNSに対して有り難い、と思いました.笑


さて、
そんなこんなでダラダラと生徒さん募集を謳っていましたが、苦笑
ここで一旦、打ち切りたいと思います。
沢山の体験レッスン、通常レッスンのお申し込み、ありがとうございました。
私と縁があった方も、縁がなかった方も、
それぞれに、また、自分にあった、先生や、練習方法や、楽器と、
巡り会えますように。

一期一会。



次回は、秋に。
生徒さんの動きが在れば、また募集をしたいと思います。

夏になります。
皆様、お体ご自愛下さい.


おまけ。
先日、蓮畑を見ました。

瑞々しく、青々として素晴らしかった。
遠くで、蝉が鳴いて、
太陽と青空の下、
ざわざわ、そよそよ。

心広がる。

ただただ、嬉しかったです。

こんな気持ちも、音に、なる。


こんばんは。7月になりました。
一昨日は、梅雨の合間の快晴。
とても気持ち良かったです。

さて、ここから怒濤の月が始まります。

レッスンも、演奏も
楽しみにして下さっている方々の期待に、応えれるよう、
頑張らねばなりません。

今日、レッスン中に、
指がつった生徒さんがおられました。笑
笑ってはいけませんが、
私もレッスンを始めてから、初の事で
思わず、その瞬間、
生徒さんが、あっ!!
と声を上げて、そこでぷつりと音が止まってしまう、
その様が、何だかおかしくて、
笑ってしまい、
生徒さんも泣き笑い。笑

失礼しました....苦笑


力を抜きましょう!!笑


さて、本題。
曲には、全て拍子記号が在りますね。
この拍子記号、
全く気にせず演奏、練習している人も、
意外に多いのでは、と思うのですが、

レッスンでも、特に多いのが、
3拍子の曲を、4拍子で弾く、
4部音符や、8分音符の多いなかに、
16分音符が入ると、拍の長さが、倍速になったり、
拍、拍子によるアクセントが、全くなかったり。

拍子記号と言うのは、
大抵は、4分の4拍子、それから、4分の3拍子、
4分の2拍子、8分の6拍子、2分の2拍子、
たまに、8分の9拍子、だとか、8分の12拍子、
変拍子だと、4分の5拍子、8分の7拍子、だとかもありますが、
頻繁に出てくるものは割と限られていますね。

これらは、ただ、1小節のなかに、その拍数分の拍が入る、と言う事以外にも、
役割があって、
大まかな、拍子による強拍、弱拍が分かりますし、
曲の速度も、何となく分かったりもします。
例えば、4分の4拍子、と4分の2拍子。
表記的には、どちらで書いても同じ事では?
と思う事、ありませんか?
しかしながら、4分の4拍子より、4分の2拍子の方が、
拍の感覚は、早いんですね。
要は、小節内に、2拍しかない、
そのぶん、4拍子より、早い感覚で拍を感じる、
と言う訳です。
ですから、4分の2拍子、と表記されている曲は、
4分の4拍子よりも、割と早い感覚で拍子を取ります。
4分の3拍子、と8分の6拍子、にも、同じ事がいえますし、
アクセント的な事でいえば、
4分の3拍子と、8分の6拍子は、かなり違います。
4分の3拍子が、普通に、3拍子のアクセント、
強ー弱ー弱 という、拍の強さに対して、
8分の6拍子は、
強ー弱ー弱 中ー弱ー弱
という、長いスパンでの拍の感覚になります。
ちなみに、4拍子は、強ー弱ー中ー弱ですね。

こういう風に、
拍子記号から、読み取れる事は、
かなり多く、
つまり、拍子を見ていない、気にしていない、
ということは、それだけで、
曲を弾く、と言う点からいえば、けっこうアウトな訳です。

それから、
このブログでも、何度も触れていますが、
拍と言うのは、
決して、
弾き始めたところから、始まるのではなくて、
弾き始める前から、流れているものです。

ですから、
例えば私は弾き始める前に、頭の中で
拍子に則ったカウントを繰り返し、然るべきところで弾き始めますが、
生徒さんの弾き始めを聞いていると、
全く何もなかったところから、
いきなり曲が始まる事が多々在ります。

そうしますと、
1小節目、2小節目、3小節目、
どれも、拍、小節の長さは均等では在りません。
微妙な緩急を繰り返し、
7、8小節目あたりで、ようやくリズムが安定する、といった具合です。
それは、もちろん、
曲としては、不具合ですね。

ヴァイオリン、二胡という楽器を弾く、というのは、
ただ、弓を弦に擦り合わせて音を出す、
と言う事では在りません.
それは、ただの、行為。
ですね。

弾いて、音楽をする、
と言う事は、そんな事だけではないから、
楽しくて、面白くて、奥が深くて、苦しくて、辛くて、そうして、嬉しいんです。

そういう、ちょっとしたことを、
どれだけ、シビアに感じれるか、
どれだけ、多くの情報を、一瞬で処理出来るか、
どれだけ、沢山する事があっても、丁寧に音を紡げるか、
どれだけ、心で歌うのと同じように弾けれるか。


そういう事なんじゃないかなあ、
と思います。

7月も、沢山、
山や、谷や、丘や、小川や、絶景を、通り越して、
苦しみつつも、楽しんで、
音楽をしたいと思っています。



梅雨が過ぎれば、夏。

夏は、大の苦手なのに、
この時期、なぜか、次に巡る季節、夏を
愛おしく感じるわけです。



皆様、どうぞお体ご自愛ください。
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