広島在住,フィドル,二胡奏者、
竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。
フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。
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竹内ふみの
性別:
女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。
レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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突然ですが、先日高胡を購入しました。笑
二胡を持っていて,つぎに買うなら
高胡。
という話は,耳にしたことがありますが,
実際、個人的には
二胡以外の拉楽器にさほど興味もなく過ごしてきたわけですが、
「ヴァイオリンの曲を弾くのに,弾き易い。」
という,その一言で、
なぜか
即買いしてしまいました。笑
といっても、
もちろん、やけ買いをしたわけではなく、
ちゃんと,吟味してのご縁あっての流れでの購入でした。
高胡は、
二胡と違い、
琴胴が,小ぶりで丸みがあって,
駒も小さいものを使用します。
広東音楽では、駒の位置は中央より少し上,綿は使わず
楽器は足に挟んだ状態で,奏するようですが、
一般の曲を弾く場合は、普通に,駒は中央に置き,綿を使用、
楽器も膝に置いて奏するようです。
弦も,
内弦が、G、外弦が、Dという、
ヴァイオリンで言うとこの,
一番低い線と、その隣の弦
ということになりますが、
実際高胡に張る弦は,ヴァイオリンの弦より、
オクターヴ高い弦となります。
だから、出音は割と高い。笑
でもって、結構耳につく音質。なわけです、、、、
先日,宮島の大聖院であった演奏では、
ヴァイオリンとのデュオの曲があり、
いつも,二胡とヴァイオリンのデュオ曲で
音域の点で色々と悩ましい問題が出てくるのを
瞬時に思い出した私は、
その時に使おう!と,息巻き,
事情を説明し,
大急ぎで,中国から送っていただいたにも拘らず、
、、、、、
触って少しすると、
こりゃあ、すぐのことには、ならんえ、、、、。
と,悟る,,,,
とにかく,やはり,弦の高さの感覚に慣れてない。
意識が薄れるとすぐ,指が、頭が、体が、DとAの定で、
動いてしまって
思わぬ音を連発。
ちょうど、いろんな調を
習いたての頃に、新しい調を練習していて,
今までの調とごっちゃになる、というような事と似ているかもなあ、
と懐かしく(笑)感じました。
しかも、何やら,二胡とは割と異なる音質のため、
長時間練習すると、
なんか、耳が,,,,,苦笑
というわけで、(どういうわけやら,分かりませんが)
高胡さんとは,ゆっくりおつき合い。
と、腰を据えて仲良しになるつもりです。
ちなみに、
私が現在愛用している二胡は、
黒檀でできていますが、
黒檀の楽器というのは、
なぜか,音がまろやかに響くらしく、
私は,恐らくその種の音質が好みなのだと思いますが
今の自分の楽器の音を
当時,初めて聴いた瞬間、
こいつだ!
と、電撃が走ったわけですが,
今度家へやってきた、
高胡さんも、
ズバリ,黒檀です。
他の高胡に比べ,ダントツ音がまろやかでした。
まあ,この善し悪しは,個人の趣向の違いだと思いますが。
楽器自体のフォルムも素敵なので,
また,写真でもとって、
アップしたいと思います。
でもって,そのうち,慣れたら,
二胡とともに、門外へ繰り出させてあげようとおもってますので、笑
お楽しみに。
二胡を持っていて,つぎに買うなら
高胡。
という話は,耳にしたことがありますが,
実際、個人的には
二胡以外の拉楽器にさほど興味もなく過ごしてきたわけですが、
「ヴァイオリンの曲を弾くのに,弾き易い。」
という,その一言で、
なぜか
即買いしてしまいました。笑
といっても、
もちろん、やけ買いをしたわけではなく、
ちゃんと,吟味してのご縁あっての流れでの購入でした。
高胡は、
二胡と違い、
琴胴が,小ぶりで丸みがあって,
駒も小さいものを使用します。
広東音楽では、駒の位置は中央より少し上,綿は使わず
楽器は足に挟んだ状態で,奏するようですが、
一般の曲を弾く場合は、普通に,駒は中央に置き,綿を使用、
楽器も膝に置いて奏するようです。
弦も,
内弦が、G、外弦が、Dという、
ヴァイオリンで言うとこの,
一番低い線と、その隣の弦
ということになりますが、
実際高胡に張る弦は,ヴァイオリンの弦より、
オクターヴ高い弦となります。
だから、出音は割と高い。笑
でもって、結構耳につく音質。なわけです、、、、
先日,宮島の大聖院であった演奏では、
ヴァイオリンとのデュオの曲があり、
いつも,二胡とヴァイオリンのデュオ曲で
音域の点で色々と悩ましい問題が出てくるのを
瞬時に思い出した私は、
その時に使おう!と,息巻き,
事情を説明し,
大急ぎで,中国から送っていただいたにも拘らず、
、、、、、
触って少しすると、
こりゃあ、すぐのことには、ならんえ、、、、。
と,悟る,,,,
とにかく,やはり,弦の高さの感覚に慣れてない。
意識が薄れるとすぐ,指が、頭が、体が、DとAの定で、
動いてしまって
思わぬ音を連発。
ちょうど、いろんな調を
習いたての頃に、新しい調を練習していて,
今までの調とごっちゃになる、というような事と似ているかもなあ、
と懐かしく(笑)感じました。
しかも、何やら,二胡とは割と異なる音質のため、
長時間練習すると、
なんか、耳が,,,,,苦笑
というわけで、(どういうわけやら,分かりませんが)
高胡さんとは,ゆっくりおつき合い。
と、腰を据えて仲良しになるつもりです。
ちなみに、
私が現在愛用している二胡は、
黒檀でできていますが、
黒檀の楽器というのは、
なぜか,音がまろやかに響くらしく、
私は,恐らくその種の音質が好みなのだと思いますが
今の自分の楽器の音を
当時,初めて聴いた瞬間、
こいつだ!
と、電撃が走ったわけですが,
今度家へやってきた、
高胡さんも、
ズバリ,黒檀です。
他の高胡に比べ,ダントツ音がまろやかでした。
まあ,この善し悪しは,個人の趣向の違いだと思いますが。
楽器自体のフォルムも素敵なので,
また,写真でもとって、
アップしたいと思います。
でもって,そのうち,慣れたら,
二胡とともに、門外へ繰り出させてあげようとおもってますので、笑
お楽しみに。
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久々に話を戻したいと思いますが、
リズムについてです。
二胡の譜面には
よく、「サ」
という記号が出てきますね。
この記号は、
西洋音楽用語では、ルバート
といわれるようなものと
同じ定義だと思いますが、
要は、自由なテンポで弾く
ということです。
この、ルバート部分は
テンポがないわけですから、
テンポ感がなくとも、
大丈夫,と思われる方も多いのではと思いますが、
私は、このルバート部分を聴くと、
逆に弾き手の
テンポ感の、あるないが
出るような気がします。
ルバートは確かに自由に弾いて良いわけですが、
やはりある程度の、曲の間合いやタイミングはあると思います。
それは、一人一人歌い方は違うにしろ、
フレーズやテンポのまとまり、
といった点では、
あまり、多様な解釈はないように思われるからです。
そこを、かっちり押さえて演奏できるかどうか
というのは、
やはり、その前の部分や、それ以降の部分の
曲のフレージングや、テンポ感に大きく左右されることを
念頭に入れているかどうかだと思うわけです。
それは、全体の流れの一部として
ルバートをとらえる、
ということでもありますが、
そのルバートの、タイミングや間合い
というのは、
やはり、テンポがないと、
呼吸の出来ない、息の詰まった演奏に聴こえる気がするのです。
つまるところ、
テンポ感
というのは、ある一定のリズムを刻めるという事にとどまらない
という事かもしれません。
リズムについてです。
二胡の譜面には
よく、「サ」
という記号が出てきますね。
この記号は、
西洋音楽用語では、ルバート
といわれるようなものと
同じ定義だと思いますが、
要は、自由なテンポで弾く
ということです。
この、ルバート部分は
テンポがないわけですから、
テンポ感がなくとも、
大丈夫,と思われる方も多いのではと思いますが、
私は、このルバート部分を聴くと、
逆に弾き手の
テンポ感の、あるないが
出るような気がします。
ルバートは確かに自由に弾いて良いわけですが、
やはりある程度の、曲の間合いやタイミングはあると思います。
それは、一人一人歌い方は違うにしろ、
フレーズやテンポのまとまり、
といった点では、
あまり、多様な解釈はないように思われるからです。
そこを、かっちり押さえて演奏できるかどうか
というのは、
やはり、その前の部分や、それ以降の部分の
曲のフレージングや、テンポ感に大きく左右されることを
念頭に入れているかどうかだと思うわけです。
それは、全体の流れの一部として
ルバートをとらえる、
ということでもありますが、
そのルバートの、タイミングや間合い
というのは、
やはり、テンポがないと、
呼吸の出来ない、息の詰まった演奏に聴こえる気がするのです。
つまるところ、
テンポ感
というのは、ある一定のリズムを刻めるという事にとどまらない
という事かもしれません。
前回の流れで行くと,
リズムについての話の続きの予定ですが、
今日は,ちょっと脱線して
余談のブログにしたいと思います。
先日,生徒さんから、
『弓を替えたら,音が出ないんです!』
という,お電話を頂きました。
ですから、私は、
松脂を,弓の毛に
これでもか、というほど塗りたくって下さい。
と,お伝えしました。笑
弓は,松脂を塗らないと、
全くおとは出ません。
使い始めは,粉を吹くくらい
付けなければ、すかすかした感じです。
しかも、ヴァイオリンと違って
毛の両面に松脂を塗らなければなりませんから、
なかなかの作業です。
使い始め意外でも,
練習前に,松脂を塗らずに
楽器を使う,という方が意外に多いですが、
私の意見としては、絶対に,付けた方が良いです。
弓の毛がピッタリ吸い付いて、使用している人なんかは、
演奏中に,塗り直すことも、あるくらいですから。
それから、毛の部分を
指で触らないこと。
手の油が付いて,
松脂が付けにくくなり、
出音にムラが出たり,毛の摩耗を早めます。
もう一つ,注意といえば、
楽器を片付ける際に、
ペグに弓を引っ掛けて片付けますが、
実際は、運指で使用する弦の部分に
松脂がつくのも,良くありません。
弦の摩耗を早めたり、
楽器使用の際に,指が,ネタついたりします。
ですから、
楽器使用後に、しっかり弦を拭いた後、
弦と弓の毛があたらないよう,
布をかませて片付けるのが、良い方法です。
こういう奏すること意外の,
細かいけれども、大事な
楽器の扱いについては、
意外に知らない方も多いと感じる事が
多々あります。
、、、かくいう私も,
先日,私の楽器に、こびりついた松脂を,
見かねた生徒さんが
楽器クリーナーを、わざわざ、かしてくれる、
ということにまで、発展するくらい,
ほったらかしておったわけですが、、、
できるだけ、日々の,楽器のメンテナンス,
自分で,出来る事は、やってあげなければ、、、、
と、自戒するわたしでした。
リズムについての話の続きの予定ですが、
今日は,ちょっと脱線して
余談のブログにしたいと思います。
先日,生徒さんから、
『弓を替えたら,音が出ないんです!』
という,お電話を頂きました。
ですから、私は、
松脂を,弓の毛に
これでもか、というほど塗りたくって下さい。
と,お伝えしました。笑
弓は,松脂を塗らないと、
全くおとは出ません。
使い始めは,粉を吹くくらい
付けなければ、すかすかした感じです。
しかも、ヴァイオリンと違って
毛の両面に松脂を塗らなければなりませんから、
なかなかの作業です。
使い始め意外でも,
練習前に,松脂を塗らずに
楽器を使う,という方が意外に多いですが、
私の意見としては、絶対に,付けた方が良いです。
弓の毛がピッタリ吸い付いて、使用している人なんかは、
演奏中に,塗り直すことも、あるくらいですから。
それから、毛の部分を
指で触らないこと。
手の油が付いて,
松脂が付けにくくなり、
出音にムラが出たり,毛の摩耗を早めます。
もう一つ,注意といえば、
楽器を片付ける際に、
ペグに弓を引っ掛けて片付けますが、
実際は、運指で使用する弦の部分に
松脂がつくのも,良くありません。
弦の摩耗を早めたり、
楽器使用の際に,指が,ネタついたりします。
ですから、
楽器使用後に、しっかり弦を拭いた後、
弦と弓の毛があたらないよう,
布をかませて片付けるのが、良い方法です。
こういう奏すること意外の,
細かいけれども、大事な
楽器の扱いについては、
意外に知らない方も多いと感じる事が
多々あります。
、、、かくいう私も,
先日,私の楽器に、こびりついた松脂を,
見かねた生徒さんが
楽器クリーナーを、わざわざ、かしてくれる、
ということにまで、発展するくらい,
ほったらかしておったわけですが、、、
できるだけ、日々の,楽器のメンテナンス,
自分で,出来る事は、やってあげなければ、、、、
と、自戒するわたしでした。
知っている曲を弾くと、
弾き易く、割と良く弾ける,という事があるとおもいますが、
これは、なぜでしょうか。
音を認識している、
という事は、もちろんですが、
私が思うに、
その曲のリズムを知っている,
という事が,大きく関係するように思います。
音程というのは、
その曲のラインを司るものですが、
リズムというのは、
その曲の持つニュアンスを
大きく左右します。
曲を知っている、
という事は、
その曲の持つ,リズム、
つまり、ニュアンスをイメージできる
という事になります。
この,リズムのイメージが出来る
という事が,前提にあると,
随分他の事に余裕を持って目が向けれるため,
普段よりやり易くなるわけです。
しかしながら、
やり易くなったからと言って、
それが、正しく弾けているかどうか、
となると,またそれは別の事ですね。
では,正しいリズムを把握する,体得するために
必要な事を,考えてみます。
リズムの把握、体得が難しい要因としては、
大きく,以下のように分かれる気がします。
ボーイングが,ダウンとアップで一定ではない弓使いが生じる場合
ボーイングが,一定であるが、それが速く、同じ反復である場合
滑音や装飾音など、基の音以外の音が入る事によって、ラインが複雑になっている場合
その曲の持つ,拍子を正しくカウントできていない場合
上2つのケースは、ほとんど、弓さばきに左右されるものです。
付点4分,8分音符と、8分、16分音符の組み合わせなど,
音符の長さが、ボーイングごとに,違う場合に,
弓の使用部分や,量の差を考えて,弓を使うこと、
また,一定のリズムを,小刻みに刻み続ける弓使いの場合,
ダウンとアップの弓使いをそろえて、使う事,
どちらも、日々の繰り返しの練習が必要ですが,
前のブログにものせた,
換弦や、換把がこれに付随したものも、同様に
脱力とともに、
弓使いに慣れれば、少なからず,解消されていくものと思います。
3つめのケースは、
滑音,装飾音の処理に慣れる事が,大事です。
入れ方や、曲や,曲が作られた地方ごとでの特色,
入れるタイミングを、つかむ事も大事です。
とかく,装飾音の場合
指の素早い動きが必要になるため、
それを力で押してしまうことによって、
アンバランスなリズムにならぬよう,注意が必要です。
そうして、4つめ、
これが、いわゆる,テンポ感,リズム感
と言われるものですが,
例えば,弾いているうちに曲が速くなる、
難しいパッセージを弾く時に速くなる、
リズムを、きちんと読んでいるつもりなのに、
ある部分だけ、リズムが、倍速になったり、その逆も然りですが、
そういった場合,
曲のテンポを一定にカウントできていない,
ということが、多々あります。
非常に練習方法としては,難しいですが
例えば,4分の4拍子の場合に,
一定のリズムで,「1、2、3、4」
と、口でカウントしながら,
曲を弾いてみる
という方法があります。
そうすると、
たいてい,口のカウントが、
次第に弾いているリズムに左右され始め、不安定になります。
足で,リズムを取るのも、
同じです。
この,一定のカウントが
狂う、
という事が,
自分の中で、一定のリズムが出せていない
という事と,繋がります。
続く
弾き易く、割と良く弾ける,という事があるとおもいますが、
これは、なぜでしょうか。
音を認識している、
という事は、もちろんですが、
私が思うに、
その曲のリズムを知っている,
という事が,大きく関係するように思います。
音程というのは、
その曲のラインを司るものですが、
リズムというのは、
その曲の持つニュアンスを
大きく左右します。
曲を知っている、
という事は、
その曲の持つ,リズム、
つまり、ニュアンスをイメージできる
という事になります。
この,リズムのイメージが出来る
という事が,前提にあると,
随分他の事に余裕を持って目が向けれるため,
普段よりやり易くなるわけです。
しかしながら、
やり易くなったからと言って、
それが、正しく弾けているかどうか、
となると,またそれは別の事ですね。
では,正しいリズムを把握する,体得するために
必要な事を,考えてみます。
リズムの把握、体得が難しい要因としては、
大きく,以下のように分かれる気がします。
ボーイングが,ダウンとアップで一定ではない弓使いが生じる場合
ボーイングが,一定であるが、それが速く、同じ反復である場合
滑音や装飾音など、基の音以外の音が入る事によって、ラインが複雑になっている場合
その曲の持つ,拍子を正しくカウントできていない場合
上2つのケースは、ほとんど、弓さばきに左右されるものです。
付点4分,8分音符と、8分、16分音符の組み合わせなど,
音符の長さが、ボーイングごとに,違う場合に,
弓の使用部分や,量の差を考えて,弓を使うこと、
また,一定のリズムを,小刻みに刻み続ける弓使いの場合,
ダウンとアップの弓使いをそろえて、使う事,
どちらも、日々の繰り返しの練習が必要ですが,
前のブログにものせた,
換弦や、換把がこれに付随したものも、同様に
脱力とともに、
弓使いに慣れれば、少なからず,解消されていくものと思います。
3つめのケースは、
滑音,装飾音の処理に慣れる事が,大事です。
入れ方や、曲や,曲が作られた地方ごとでの特色,
入れるタイミングを、つかむ事も大事です。
とかく,装飾音の場合
指の素早い動きが必要になるため、
それを力で押してしまうことによって、
アンバランスなリズムにならぬよう,注意が必要です。
そうして、4つめ、
これが、いわゆる,テンポ感,リズム感
と言われるものですが,
例えば,弾いているうちに曲が速くなる、
難しいパッセージを弾く時に速くなる、
リズムを、きちんと読んでいるつもりなのに、
ある部分だけ、リズムが、倍速になったり、その逆も然りですが、
そういった場合,
曲のテンポを一定にカウントできていない,
ということが、多々あります。
非常に練習方法としては,難しいですが
例えば,4分の4拍子の場合に,
一定のリズムで,「1、2、3、4」
と、口でカウントしながら,
曲を弾いてみる
という方法があります。
そうすると、
たいてい,口のカウントが、
次第に弾いているリズムに左右され始め、不安定になります。
足で,リズムを取るのも、
同じです。
この,一定のカウントが
狂う、
という事が,
自分の中で、一定のリズムが出せていない
という事と,繋がります。
続く
さて、二胡を弾く時に,
リズムに悩まされる方は
多いのでは,と思います。
それは,もちろん、
移弦があったり、換把があったり
という、二胡特有の動きが必要になるから,
という事が,挙げれます。
特に,音の跳躍が激しい曲の場合、
例えばヴァイオリンで弾くのであれば、
弦が4本あるので,移弦だけで、こなせるフレーズが、
二胡だと、2弦でやりくりしなければならないために,
絶対的に換把を盛り込まないと、
難しい
という事が,良く起こります。
この,跳躍音を
瞬時に取る
という行為は,
楽器に慣れていないと,まず難しいと言えます。
ポジションを,一段階ごとに上げていったイメージを
した上で、高い音程をとるわけですが、
それが、要は一瞬で出てこないといけないわけですね。
つまりは、
1足す1が、2
というのを、多くの大人が、圧倒的速度で,考えずとも,2
と,答えを出すのと,同じような事が、
手と楽器の間でやり取りされねばならないというわけです。
それには、何度も何度も反復が必要ですが
大体の場合、跳躍するときは、
どうしても力が入ります。
力が入ると,
筋肉の動きは鈍くなって、
大抵の場合、低めの音程になりがちです。
さらに大体,力む時というのは、片手だけが力んだりしませんね。
両手ともに、力みます。
ですから、右手も相乗的に力が入り、
なおさら音の出が悪くなる、
という悪循環を生みます。
そのような難しい状況に、
難解なリズムが加わると、
もはやパニックですね。苦笑
しかしながら、リズムを体得する事は
早い曲はもちろんの事,
遅いテンポの曲を奏する時にも,
非常に重要です。
続く
リズムに悩まされる方は
多いのでは,と思います。
それは,もちろん、
移弦があったり、換把があったり
という、二胡特有の動きが必要になるから,
という事が,挙げれます。
特に,音の跳躍が激しい曲の場合、
例えばヴァイオリンで弾くのであれば、
弦が4本あるので,移弦だけで、こなせるフレーズが、
二胡だと、2弦でやりくりしなければならないために,
絶対的に換把を盛り込まないと、
難しい
という事が,良く起こります。
この,跳躍音を
瞬時に取る
という行為は,
楽器に慣れていないと,まず難しいと言えます。
ポジションを,一段階ごとに上げていったイメージを
した上で、高い音程をとるわけですが、
それが、要は一瞬で出てこないといけないわけですね。
つまりは、
1足す1が、2
というのを、多くの大人が、圧倒的速度で,考えずとも,2
と,答えを出すのと,同じような事が、
手と楽器の間でやり取りされねばならないというわけです。
それには、何度も何度も反復が必要ですが
大体の場合、跳躍するときは、
どうしても力が入ります。
力が入ると,
筋肉の動きは鈍くなって、
大抵の場合、低めの音程になりがちです。
さらに大体,力む時というのは、片手だけが力んだりしませんね。
両手ともに、力みます。
ですから、右手も相乗的に力が入り、
なおさら音の出が悪くなる、
という悪循環を生みます。
そのような難しい状況に、
難解なリズムが加わると、
もはやパニックですね。苦笑
しかしながら、リズムを体得する事は
早い曲はもちろんの事,
遅いテンポの曲を奏する時にも,
非常に重要です。
続く