広島在住,フィドル,二胡奏者、
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女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。
レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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生徒さんの中には、
二胡に関する色々な疑問に対し
自ら、答えを出そうと、試行錯誤する生徒さんが
幾人もおられます。
そういった、自発的な姿勢は、
方向性にも寄りますが、
大事な事だと私は考えます。
そういう探究心が
上達を支える事に、直結しているとも云えます。
ただ、二胡に関しては、
少し特殊な気がします。
例えば、いろんな演奏の説明や、動画を観ていると、
皆、一人一人、説明や奏法が違い
混乱する、
という質問を受ける事が、多くあるからです。
二胡という楽器の歴史は、
古く思われがちですが、
実際今の形になってからの、
歴史は、そう古いものではない、
と聞きます。
どちらかといえば、
中国の代表楽器として、
スターダムにのし上げるために
無理くり、古いものを捨てて
新しいもの、グローバルなものを
ある意味、斬新に取り入れたという意見もあります。
それ故、
良くも悪くも、
今のような発展を遂げたが、
その結果 セオリーとして一貫しない何かが
あるのではないか、
ということです。
これは、伝統文化が
固守されている板胡の世界では、
あり得ない事だと言いますから、
やはり、
ただ単に、
民族楽器である、
ということだけでなく、
そういった、
中国の歴史の推移が
楽器一つにも、大きく影響しているのでしょう。
ただ、全部が全部
そうなのか、
というと
私は、そうではないと思います。
中国の文化としての
二胡
を、理解、探求する事は、
必要だとしても、
二胡と言う楽器の
奏法の、基本自体は、
もっと別のところにも、
存在すると思っています。
続く
二胡に関する色々な疑問に対し
自ら、答えを出そうと、試行錯誤する生徒さんが
幾人もおられます。
そういった、自発的な姿勢は、
方向性にも寄りますが、
大事な事だと私は考えます。
そういう探究心が
上達を支える事に、直結しているとも云えます。
ただ、二胡に関しては、
少し特殊な気がします。
例えば、いろんな演奏の説明や、動画を観ていると、
皆、一人一人、説明や奏法が違い
混乱する、
という質問を受ける事が、多くあるからです。
二胡という楽器の歴史は、
古く思われがちですが、
実際今の形になってからの、
歴史は、そう古いものではない、
と聞きます。
どちらかといえば、
中国の代表楽器として、
スターダムにのし上げるために
無理くり、古いものを捨てて
新しいもの、グローバルなものを
ある意味、斬新に取り入れたという意見もあります。
それ故、
良くも悪くも、
今のような発展を遂げたが、
その結果 セオリーとして一貫しない何かが
あるのではないか、
ということです。
これは、伝統文化が
固守されている板胡の世界では、
あり得ない事だと言いますから、
やはり、
ただ単に、
民族楽器である、
ということだけでなく、
そういった、
中国の歴史の推移が
楽器一つにも、大きく影響しているのでしょう。
ただ、全部が全部
そうなのか、
というと
私は、そうではないと思います。
中国の文化としての
二胡
を、理解、探求する事は、
必要だとしても、
二胡と言う楽器の
奏法の、基本自体は、
もっと別のところにも、
存在すると思っています。
続く
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二胡でも,ヴァイオリンでもそうですが、
「弾き方」というものは、
誰でも,マスターしたい最重要項(笑)だと思います。
それ故,いろんな教則本やDVD、
そうして,レッスンが存在するわけですが,
その中でも,二胡に関しては
その、『弾き方』のセオリーについてが、
割と一つところに落ち着かないのは、
やはり、二胡が民族楽器である
というとこに,因るところがおおきいのでしょうか。
中国では,板胡
と呼ばれる,二胡と同じような構造で
楽器の表面が
皮ではなく,板で構成されている,
擦弦楽器があり、
非常にメジャーな地位を占めています。
もし,二胡ではなく、板胡が
外交の扉が開けている上海で普及していた楽器であったなら,
今の中国の代表楽器は、
板胡であったかも知れず,
しかも、今でも中国では
板胡の愛好者は多く,
シルクロードから,長安、洛陽〜北京に至るまで
中国中心地での楽器という地位を,
譲ってはいない、ということですから、
中国では,二胡を弾ける人は
大抵、他の擦弦楽器も弾ける人が多い,
というのにも,うなずけるわけです。
そういう、中国の歴史の観点から、
楽器の成り立ちや,発展をみると、
非常に,面白く、中国独特の発展を遂げている事が
窺えます。
続く
「弾き方」というものは、
誰でも,マスターしたい最重要項(笑)だと思います。
それ故,いろんな教則本やDVD、
そうして,レッスンが存在するわけですが,
その中でも,二胡に関しては
その、『弾き方』のセオリーについてが、
割と一つところに落ち着かないのは、
やはり、二胡が民族楽器である
というとこに,因るところがおおきいのでしょうか。
中国では,板胡
と呼ばれる,二胡と同じような構造で
楽器の表面が
皮ではなく,板で構成されている,
擦弦楽器があり、
非常にメジャーな地位を占めています。
もし,二胡ではなく、板胡が
外交の扉が開けている上海で普及していた楽器であったなら,
今の中国の代表楽器は、
板胡であったかも知れず,
しかも、今でも中国では
板胡の愛好者は多く,
シルクロードから,長安、洛陽〜北京に至るまで
中国中心地での楽器という地位を,
譲ってはいない、ということですから、
中国では,二胡を弾ける人は
大抵、他の擦弦楽器も弾ける人が多い,
というのにも,うなずけるわけです。
そういう、中国の歴史の観点から、
楽器の成り立ちや,発展をみると、
非常に,面白く、中国独特の発展を遂げている事が
窺えます。
続く
先日、生徒さんが
先生に,と言って楽器を持ってきて下さいました。
といってもヴァイオリンや,二胡をいただいたわけではありません。笑
写真に写っている2つの楽器なんですが、
写真を見て,一目で何の楽器か分かる方は、
ちょっと変な方かもしれません。(良い意味で!笑)
一つは,小さくて分かりづらいのですが、
カリンバ
と呼ばれる楽器で、
木の板に細い金属の薄い板が何本も
はさっていて、その薄い板をはじく事によって
音が出ますが,
その薄い板がそのまま音程の鍵盤のような
役割になっています。
そうして,もう一つ
長い杖のようですが、
これは、
レインスティック
と呼ばれるもので,
棒の中に、たくさんの部屋があって、
その中を爪楊枝のような細い木の棒が,通って落ちていく音が
そのまま楽器になっているんですが、
雨音のような感じで、
なかなか素敵な音なのです。
いろんな長さがありますが、
これは180センチくらいもあります!
これらは
いわゆる民族楽器と呼ばれるものですが、
私も,好きでいくつかはもっていますが、
こんな立派で良い音のする民族楽器は
持っていませんので,
相当嬉しかったです。
大事にします!
世の中には、全く知らないような
また、予想も出来ないような構造の楽器というものが
いくらでも存在します。
二胡なんかは、つい最近まで
全く知られていなくて、
税関を通っても
何にも関心されない事もあったくらいですが、
今や今や,,,,
何がきっかけで、
メジャーになる,ならない
という事は,あると思いますが、
面白い事だと思うわけです。
というわけなので,
そのうち,こういったメジャーでない楽器たちが
日の目を浴びる可能性も
無きにしもあらず。
と言う内容があるようなないような話でした。笑
まあ、なにがしかの,音程やリズムが取りにくい楽器は
なかなかメジャーになるには難しいと思うところはありますけれど。
一昨日は、台風という事で
壮絶な風と雨でした。
一昨日は、
ちょうど、宮島で奉納演奏が行われる日で、
ジャーパンファンさんが、
演奏予定という事で、
生徒さんの中にも、
聴きにいく予定だった方が、
たくさんおられた気がしますが、
やっぱり,中止だったんでしょうか、、、。
さて、無駄話はこのくらいにして
二胡の弓使いについてですが、
曲に緩急をつけるとき、
みなさんは何に注意を払っておられますか。
まず、
音の緩急ですが、
音数が多く、早い弓使いが必要な場合は、
普通 中弓より少し先の方を使って、
圧力をかけすぎず、
関節が力まないよう意識しながら
細かく弓を使います。
音が伸びている場合、
pであれば、弓先
fであれば、弓元始まりが一般的ですが
弓に,しっかり弓の重さを乗っけて、
小さめに出すときは,音のクリアーさを意識しつつ
弓の重さを,手で感じながら、
どちらのときも
たっぷり弓を使います。
ひどく、おおまかにピックアップしただけですが、
これらに、色々な技法も合わせ
細かく組み合わせて、曲に緩急を付けていくわけです。
早い曲を弾いても、
遅めの曲を弾いても、
同じような感じに聴こえる場合,
弓を使う細かい配慮が
欠けていることが、しばしば挙げられます。
もちろん、例えば速い曲というのは,
リズムが速いわけですから,
自ずと弓も速くなるわけですが、
無意識に,速いのと、
意識して速くするのとでは、
大きく違いが出ます。
それは,音に対する安定感と
音の持つ方向性にも、差が出てきます。
リズミカルに音が動いていて、
速く聴こえても良いような曲なのに、
滞ったリズムに聴こえる場合、
それは、弓使いに不具合があるのも
然りですが,
大抵、弾く人は、音を「点」でとらえています。
点は、次の点とは繋がる事なく、点のままです。
それを、例えば弓の使いを
ダウン、アップで
なるべく一定に保ち
次の音へ次の音へ、という推移を考えつつ弾くと,
音は、線となって次へ次へと
繋がりだします。
それが、メロディーラインであり、
音の流れを作る基本だと
私は考えています。
点の音は、
出た瞬間、停滞して下にボトッと落ちるような感じがします。
そういう,音に対するイメージも、
曲をただ、のんべんだらりと弾いてしまわないで、
起承転結をはっきりとさせる要素の一つです。
ですから、
弓使いはもちろんのこと、
それから、曲に対する解釈も、
大きく曲の緩急をつけるのに
役立ちます。
壮絶な風と雨でした。
一昨日は、
ちょうど、宮島で奉納演奏が行われる日で、
ジャーパンファンさんが、
演奏予定という事で、
生徒さんの中にも、
聴きにいく予定だった方が、
たくさんおられた気がしますが、
やっぱり,中止だったんでしょうか、、、。
さて、無駄話はこのくらいにして
二胡の弓使いについてですが、
曲に緩急をつけるとき、
みなさんは何に注意を払っておられますか。
まず、
音の緩急ですが、
音数が多く、早い弓使いが必要な場合は、
普通 中弓より少し先の方を使って、
圧力をかけすぎず、
関節が力まないよう意識しながら
細かく弓を使います。
音が伸びている場合、
pであれば、弓先
fであれば、弓元始まりが一般的ですが
弓に,しっかり弓の重さを乗っけて、
小さめに出すときは,音のクリアーさを意識しつつ
弓の重さを,手で感じながら、
どちらのときも
たっぷり弓を使います。
ひどく、おおまかにピックアップしただけですが、
これらに、色々な技法も合わせ
細かく組み合わせて、曲に緩急を付けていくわけです。
早い曲を弾いても、
遅めの曲を弾いても、
同じような感じに聴こえる場合,
弓を使う細かい配慮が
欠けていることが、しばしば挙げられます。
もちろん、例えば速い曲というのは,
リズムが速いわけですから,
自ずと弓も速くなるわけですが、
無意識に,速いのと、
意識して速くするのとでは、
大きく違いが出ます。
それは,音に対する安定感と
音の持つ方向性にも、差が出てきます。
リズミカルに音が動いていて、
速く聴こえても良いような曲なのに、
滞ったリズムに聴こえる場合、
それは、弓使いに不具合があるのも
然りですが,
大抵、弾く人は、音を「点」でとらえています。
点は、次の点とは繋がる事なく、点のままです。
それを、例えば弓の使いを
ダウン、アップで
なるべく一定に保ち
次の音へ次の音へ、という推移を考えつつ弾くと,
音は、線となって次へ次へと
繋がりだします。
それが、メロディーラインであり、
音の流れを作る基本だと
私は考えています。
点の音は、
出た瞬間、停滞して下にボトッと落ちるような感じがします。
そういう,音に対するイメージも、
曲をただ、のんべんだらりと弾いてしまわないで、
起承転結をはっきりとさせる要素の一つです。
ですから、
弓使いはもちろんのこと、
それから、曲に対する解釈も、
大きく曲の緩急をつけるのに
役立ちます。
先週の,土曜は、
講師を務めるミュージックスクールの大人のアンサンブル発表会でした。
私の生徒さんは、
二胡で、
燕になりたい
と、
となりのトトロ
ヴァイオリンで,
カノン、
を、弾かれましたが、
他の楽器の生徒さん方と
合わすのは、
大変ながらも、楽しかったようです。
みなさん、良く頑張っておられました。
こういう経験の出来るミュージックスクールは、
なかなかないので、
なるほど、素晴らしい!
と、陰で観ながら感じました。
ちなみに、
出演はされていなかった、
別の二胡の生徒さんが
見に来られており、
二胡の生徒さんの演奏を、
動画で撮られ、
ユーチューブにアップしてられます。
録画はもちろん、
演奏の方も,
なかなか,良い出来でした。
写真は、最後の全体演奏、聖者の行進。
大盛り上がりでした。
私個人の発表会も、
今年は、ヴァイオリン、6月、
二胡が10月に控えているので,
今から生徒さんたちの
成長が楽しみです。
脱線しましたが,
次回のブログは、
二胡の弓使いについて,
に、戻したいと思います。笑