広島在住,フィドル,二胡奏者、
竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。
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竹内ふみの
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女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。
レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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毎日、寒い日が続きますね。
師走に入り、忘年会が立て続く時期となりました。
私はといえば、
一昨日から,2日続けて忘年会でした.
一昨日は,音大時代のヴァイオリン科の同期のメンバーで。
昨日は、家族ぐるみの付き合いのメンバーで.
ちなみに、昨日は、
チーズフォンデューの忘年会でしたが、
チーズ濃度が,濃かったため、
薄めるために、本当は白ワインを入れないといけないのに、
白ワインが無く、皆で相談してビールで代用した結果、
見る見るうちにブックブックと泡が沸き立ち、
闇ナベのごとく、何も見えないような中に、パンや、野菜を浸し,
激マズの中、食す、、、、という、サバイバルな忘年会でした。。。。
あー、今思い出しただけでも、気分悪いかも、、、、苦笑
さて、くだらぬ話はこのくらいにして、、、、
本題.
クラシックの曲で、
チャルダッシュ
という曲があります。
ご存知の方も、たくさんおられると思いますが、
モンティという作曲家がつくった名曲です。
クラシックの中でも、カテゴリー的には、
民族音楽色が、強く、
ツィゴイネルワイゼンや、ルーマニア民族舞曲のように、
正統なクラシックの構成を美しく引き継ぎつつ、
民族色がしっかり出されている曲、
という形でのカテゴリーで私は見ていますが、
最近、この曲を二胡で、弾いて欲しいというリクエストを
頻繁に受けます。
つい最近まで、私はクラシックの曲を二胡で弾くことを、
敬遠してきていました。
それは、中国曲をヴァイオリンで弾くと何かダサイと感じるのと、同じように
クラシックをわざわざ、二胡で弾くことに、
意義を見いだせなかった、ということもあるかも知れないとも、
思っていますが、
それよりも、決定的なことは、
二胡の音域では、ヴァイオリン曲の音域や技巧を網羅するのに、限界がある、
と感じることが、多々ある、ということです。
ヴァイオリンは、高音域楽器といわれるくらい、
4オクターヴもの音域があり、高い音域でも
音の質が、はっきり出ます。
しかしながら、二胡に関して言えば、
音域は2オクターヴですし、ある一定の高さ以上の音になると、
音質、音量が がくんと落ちます。
どちらかといえば、二胡らしい音質、音量が朗々とでるのは、
楽器の中音域のあたり、ということになります。
では、その状態で、クラシックを弾こうとする場合、
何が起きるかというと、
移調。です。
元々の、曲が持っている調を差し替えて
二胡にあった調に移すのですが、
これがまた、何とも、あれなんです、、、、。
結局、特にクラシックという音楽は、
そう感じますが、
原キー、元々の調で弾くことが、一番しっくり来るのです。
もちろん、例えばそれが、ヴァイオリン曲の場合は、
当たり前ですが、ヴァイオリンが一番美しく響く音域を
考慮して、曲が作られているから、ということも挙げられますが、
それ以前にも、
調性というものは、不思議なもので
それぞれが、持っているカラーのようなものが、あります。
作曲家が、フラット系、シャープ系の曲を作っている場合、
それは、必ず、そうでなければならないから、そうしているのだと、思います。
それを、無視して移調を重ねると、
元々の曲の良さが、損なわれる、
ということも大いにあり得るわけです.
だから、そういう意味では、
二胡でクラシックを弾く、
ということは、
私的には、
もはや、全く違う意識で弾かないと、
良いことにはなり得ない、
ということになります。
それをするのは、大変労力だった訳です。(え?結局面倒だっただけ,、、?とかは、いいっこなしで,、、)
で、チャルダシュですけど、
二胡では、良くAマイナー、Aメジャーで書いてある譜面が多いですが、
これは、原キーは、Dマイナー、Dメジャーです。
もちろん、Aの方が、二胡的には
弾き易いと思いますが、
私としては、
弾きながら原キーのイメージが強すぎて、
音を探り探り弾いてしまったり、
色々な点が腑に落ちないわけです。
チャルダシュは、中間部に
ハーモニクスのみを使用して弾くフレーズが出てきますね。
ハーモニクスというのは、
倍音を指が弦に触れるだけで、音を出す弦楽器特有の奏法で、
この奏法により、音が澄んで透明感溢れる音質になるため、
いろんな箇所で活用されますが、
ヴァイオリンでは、このハーモニクスの中でも、
単純に解放弦のハーモニクス(ナチュラルハーモニクス)だけでなく、
指を押さえた上で、またその4度上を小指で弦に触れてハーモニクスを出す、というアーティフィシャルハーモニクスという方法があります。
チャルダシュも、その、ハーモニクスのフレーズで
その奏法が駆使してありますが、
しかしながら、これが二胡では、出来ません。
もともと、弦が、宙で浮いている状態に、指を当てているだけなので
指板があって、キッチリ指で弦を押さえれる
ヴァイオリンとは、そういうでは大きく違う訳です。
とまあ、色々な弊害(?)
がありますが、
それでも、二胡で私がクラシックを弾くようになったのは、
二胡で弾く時には、
二胡の良さを意識した弾き方をすれば良い、
というところに、至ったからだと思います。
が、チャルダッシュに関して言えば、
やはり、原キーの素晴らしさに、勝るものは無い、
ということで、Dで弾いてますが、笑
そんなわけで、今は、
二胡で弾くとそれはそれで、
良いもんだなあ、
となるような、演奏が出来れば、と思っています。
というわけで、今から新しい生徒さんが来られるので、
これにて。
今日も、素敵な一日を.
師走に入り、忘年会が立て続く時期となりました。
私はといえば、
一昨日から,2日続けて忘年会でした.
一昨日は,音大時代のヴァイオリン科の同期のメンバーで。
昨日は、家族ぐるみの付き合いのメンバーで.
ちなみに、昨日は、
チーズフォンデューの忘年会でしたが、
チーズ濃度が,濃かったため、
薄めるために、本当は白ワインを入れないといけないのに、
白ワインが無く、皆で相談してビールで代用した結果、
見る見るうちにブックブックと泡が沸き立ち、
闇ナベのごとく、何も見えないような中に、パンや、野菜を浸し,
激マズの中、食す、、、、という、サバイバルな忘年会でした。。。。
あー、今思い出しただけでも、気分悪いかも、、、、苦笑
さて、くだらぬ話はこのくらいにして、、、、
本題.
クラシックの曲で、
チャルダッシュ
という曲があります。
ご存知の方も、たくさんおられると思いますが、
モンティという作曲家がつくった名曲です。
クラシックの中でも、カテゴリー的には、
民族音楽色が、強く、
ツィゴイネルワイゼンや、ルーマニア民族舞曲のように、
正統なクラシックの構成を美しく引き継ぎつつ、
民族色がしっかり出されている曲、
という形でのカテゴリーで私は見ていますが、
最近、この曲を二胡で、弾いて欲しいというリクエストを
頻繁に受けます。
つい最近まで、私はクラシックの曲を二胡で弾くことを、
敬遠してきていました。
それは、中国曲をヴァイオリンで弾くと何かダサイと感じるのと、同じように
クラシックをわざわざ、二胡で弾くことに、
意義を見いだせなかった、ということもあるかも知れないとも、
思っていますが、
それよりも、決定的なことは、
二胡の音域では、ヴァイオリン曲の音域や技巧を網羅するのに、限界がある、
と感じることが、多々ある、ということです。
ヴァイオリンは、高音域楽器といわれるくらい、
4オクターヴもの音域があり、高い音域でも
音の質が、はっきり出ます。
しかしながら、二胡に関して言えば、
音域は2オクターヴですし、ある一定の高さ以上の音になると、
音質、音量が がくんと落ちます。
どちらかといえば、二胡らしい音質、音量が朗々とでるのは、
楽器の中音域のあたり、ということになります。
では、その状態で、クラシックを弾こうとする場合、
何が起きるかというと、
移調。です。
元々の、曲が持っている調を差し替えて
二胡にあった調に移すのですが、
これがまた、何とも、あれなんです、、、、。
結局、特にクラシックという音楽は、
そう感じますが、
原キー、元々の調で弾くことが、一番しっくり来るのです。
もちろん、例えばそれが、ヴァイオリン曲の場合は、
当たり前ですが、ヴァイオリンが一番美しく響く音域を
考慮して、曲が作られているから、ということも挙げられますが、
それ以前にも、
調性というものは、不思議なもので
それぞれが、持っているカラーのようなものが、あります。
作曲家が、フラット系、シャープ系の曲を作っている場合、
それは、必ず、そうでなければならないから、そうしているのだと、思います。
それを、無視して移調を重ねると、
元々の曲の良さが、損なわれる、
ということも大いにあり得るわけです.
だから、そういう意味では、
二胡でクラシックを弾く、
ということは、
私的には、
もはや、全く違う意識で弾かないと、
良いことにはなり得ない、
ということになります。
それをするのは、大変労力だった訳です。(え?結局面倒だっただけ,、、?とかは、いいっこなしで,、、)
で、チャルダシュですけど、
二胡では、良くAマイナー、Aメジャーで書いてある譜面が多いですが、
これは、原キーは、Dマイナー、Dメジャーです。
もちろん、Aの方が、二胡的には
弾き易いと思いますが、
私としては、
弾きながら原キーのイメージが強すぎて、
音を探り探り弾いてしまったり、
色々な点が腑に落ちないわけです。
チャルダシュは、中間部に
ハーモニクスのみを使用して弾くフレーズが出てきますね。
ハーモニクスというのは、
倍音を指が弦に触れるだけで、音を出す弦楽器特有の奏法で、
この奏法により、音が澄んで透明感溢れる音質になるため、
いろんな箇所で活用されますが、
ヴァイオリンでは、このハーモニクスの中でも、
単純に解放弦のハーモニクス(ナチュラルハーモニクス)だけでなく、
指を押さえた上で、またその4度上を小指で弦に触れてハーモニクスを出す、というアーティフィシャルハーモニクスという方法があります。
チャルダシュも、その、ハーモニクスのフレーズで
その奏法が駆使してありますが、
しかしながら、これが二胡では、出来ません。
もともと、弦が、宙で浮いている状態に、指を当てているだけなので
指板があって、キッチリ指で弦を押さえれる
ヴァイオリンとは、そういうでは大きく違う訳です。
とまあ、色々な弊害(?)
がありますが、
それでも、二胡で私がクラシックを弾くようになったのは、
二胡で弾く時には、
二胡の良さを意識した弾き方をすれば良い、
というところに、至ったからだと思います。
が、チャルダッシュに関して言えば、
やはり、原キーの素晴らしさに、勝るものは無い、
ということで、Dで弾いてますが、笑
そんなわけで、今は、
二胡で弾くとそれはそれで、
良いもんだなあ、
となるような、演奏が出来れば、と思っています。
というわけで、今から新しい生徒さんが来られるので、
これにて。
今日も、素敵な一日を.
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