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広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
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竹内ふみの
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職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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ご無沙汰しております。
今年のレッスン納めは、29日となりました。
普段よりは、緩やかなペースです.

今年も、後少し。
明日は、信楽寺のカウントダウンライブはもちろん、
私は、誕生日を迎え35歳となる、大事な日となります。

女性の方は、とかく年齢を気にして、年を重ねるの憂う方も多い気がしますが、苦笑
私は、何歳になっても、誕生日はワクワクです!笑
34歳も、いろんなことが起こりましたが、
自分の信念、信条は、曲げず、
(もちろん、人様に迷惑かけぬ程度に、ですが、)
矜持をもって物事に望む、と言う点では、
全う出来たかな、と思います。

いくつになっても、自分らしくありたい、
と思う、今日この頃.


さて、今年最後の、
レッスンブログ。

ボーイングのダウンとアップが一定しない、弓使い、というのがありますね。
例えば、付点四分音符と、八分音符の組み合わせの羅列のような場合や、
3拍伸ばして、1拍、後にまた、1拍弾いてまた3拍のばす、というような状態や、
いろんな場合が想定出来ますが、
こういったフレーズを弾く時、起こる悪いパターンとしては、
まず、
リズムが、不適切になる場合、
それから、リズムを重視するあまり、
ボーイングの量が、がくんと減る、
という、2パターンの、どちらかが起こり易いと思います。

ランダムなリズムのフレーズを弾く時に、
弓の使用量や、適切な使用部分についてを、
考えますか。

特に、弓を手で持ってしまっている場合、
弓の量をコントロールすることは、大変難しくなります。
また、リズムや、読譜、ポジショニングに気を取られ過ぎていることも、少なくありません。

弓の使用量を考える時に、
必要なことは、
そのフレーズの抑揚のポイントと、その音が持つ役割を考えることです。
弓を使うことによって起こる、音の緩急や、強弱、フレーズの流れや、曲の流れ、
というのは、
曲を曲らしく聴かせれるか、
音楽として成り立たせれるか、というところに
大きく影響します。

それは、単に思い入れだけでは、到底表現出来るものではなく、
様々な、ボーイングの使い方が必要になります。

早く弾ける、きれいに弾ける、間違えずに弾ける、正しく弾ける、

どれも、弾くためには大切なポイントですが、
私が演奏を聴いて、引き込まれるときは、
大抵その奏者の世界観が伝わって、
自分をそこへ連れて行ってくれるような感覚に飲まれるときです。

それは、奏者が、
弾く曲に対して、はっきりした方向性と自身の解釈を持っている場合に起こります。

曲というのは、細かなフレーズの集まり、
そうして、そのフレーズを作り出すのは、一つ一つの音の集まり、
そうしてその音が、はっきり紡がれるのは
奏者が、細かく演奏に対する、一音一音の意識を的確に判断しているからですね。

その、一音を出すのに、
もちろん、慣れもあるとは思いますが、
弓の色々な配分を考える訳です。

で、私が考えるに、
ボーイングの配分を適切に使えるようになるために大事なことは、
反対のことが、出来るようになることです。

弓の量が多いと、音量が大きい、
弓の先で弾けば、小さい音量になる、
弓の真ん中を使えば、速く一定した粒の音を出すのはやり易い、

そういった、大前提の事項を、全く覆す訳です。
そこに、ランダムに弓を使うポイントがあります。

というわけで、後は
是非皆さん、色々試行錯誤考えてみていただければ、と思います。笑




おまけ。
今年の生徒さんたちとの忘年会。
例年通り、私の突発的な日取りで
参加下さった方は、全体の半分以下でしたが、笑
大変盛り上がり、楽しい忘年会でした。


最後まで、
とりとめの無い感が否めませんが、笑

皆様、1年間お世話になりました。
私にご縁を下さった皆々様に、感謝申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください.



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毎日、寒い日が続きますね。
師走に入り、忘年会が立て続く時期となりました。

私はといえば、
一昨日から,2日続けて忘年会でした.
一昨日は,音大時代のヴァイオリン科の同期のメンバーで。
昨日は、家族ぐるみの付き合いのメンバーで.
ちなみに、昨日は、
チーズフォンデューの忘年会でしたが、
チーズ濃度が,濃かったため、
薄めるために、本当は白ワインを入れないといけないのに、
白ワインが無く、皆で相談してビールで代用した結果、
見る見るうちにブックブックと泡が沸き立ち、
闇ナベのごとく、何も見えないような中に、パンや、野菜を浸し,
激マズの中、食す、、、、という、サバイバルな忘年会でした。。。。


あー、今思い出しただけでも、気分悪いかも、、、、苦笑


さて、くだらぬ話はこのくらいにして、、、、
本題.


クラシックの曲で、
チャルダッシュ

という曲があります。
ご存知の方も、たくさんおられると思いますが、
モンティという作曲家がつくった名曲です。

クラシックの中でも、カテゴリー的には、
民族音楽色が、強く、

ツィゴイネルワイゼンや、ルーマニア民族舞曲のように、
正統なクラシックの構成を美しく引き継ぎつつ、
民族色がしっかり出されている曲、
という形でのカテゴリーで私は見ていますが、
最近、この曲を二胡で、弾いて欲しいというリクエストを
頻繁に受けます。

つい最近まで、私はクラシックの曲を二胡で弾くことを、
敬遠してきていました。
それは、中国曲をヴァイオリンで弾くと何かダサイと感じるのと、同じように
クラシックをわざわざ、二胡で弾くことに、
意義を見いだせなかった、ということもあるかも知れないとも、
思っていますが、
それよりも、決定的なことは、
二胡の音域では、ヴァイオリン曲の音域や技巧を網羅するのに、限界がある、
と感じることが、多々ある、ということです。

ヴァイオリンは、高音域楽器といわれるくらい、
4オクターヴもの音域があり、高い音域でも
音の質が、はっきり出ます。

しかしながら、二胡に関して言えば、
音域は2オクターヴですし、ある一定の高さ以上の音になると、
音質、音量が がくんと落ちます。
どちらかといえば、二胡らしい音質、音量が朗々とでるのは、
楽器の中音域のあたり、ということになります。


では、その状態で、クラシックを弾こうとする場合、
何が起きるかというと、
移調。です。

元々の、曲が持っている調を差し替えて
二胡にあった調に移すのですが、
これがまた、何とも、あれなんです、、、、。

結局、特にクラシックという音楽は、
そう感じますが、
原キー、元々の調で弾くことが、一番しっくり来るのです。
もちろん、例えばそれが、ヴァイオリン曲の場合は、
当たり前ですが、ヴァイオリンが一番美しく響く音域を
考慮して、曲が作られているから、ということも挙げられますが、

それ以前にも、
調性というものは、不思議なもので
それぞれが、持っているカラーのようなものが、あります。
作曲家が、フラット系、シャープ系の曲を作っている場合、
それは、必ず、そうでなければならないから、そうしているのだと、思います。
それを、無視して移調を重ねると、
元々の曲の良さが、損なわれる、
ということも大いにあり得るわけです.

だから、そういう意味では、
二胡でクラシックを弾く、
ということは、
私的には、
もはや、全く違う意識で弾かないと、
良いことにはなり得ない、
ということになります。

それをするのは、大変労力だった訳です。(え?結局面倒だっただけ,、、?とかは、いいっこなしで,、、)


で、チャルダシュですけど、
二胡では、良くAマイナー、Aメジャーで書いてある譜面が多いですが、
これは、原キーは、Dマイナー、Dメジャーです。

もちろん、Aの方が、二胡的には
弾き易いと思いますが、
私としては、
弾きながら原キーのイメージが強すぎて、
音を探り探り弾いてしまったり、
色々な点が腑に落ちないわけです。

チャルダシュは、中間部に
ハーモニクスのみを使用して弾くフレーズが出てきますね。
ハーモニクスというのは、
倍音を指が弦に触れるだけで、音を出す弦楽器特有の奏法で、
この奏法により、音が澄んで透明感溢れる音質になるため、
いろんな箇所で活用されますが、
ヴァイオリンでは、このハーモニクスの中でも、
単純に解放弦のハーモニクス(ナチュラルハーモニクス)だけでなく、
指を押さえた上で、またその4度上を小指で弦に触れてハーモニクスを出す、というアーティフィシャルハーモニクスという方法があります。

チャルダシュも、その、ハーモニクスのフレーズで
その奏法が駆使してありますが、
しかしながら、これが二胡では、出来ません。
もともと、弦が、宙で浮いている状態に、指を当てているだけなので
指板があって、キッチリ指で弦を押さえれる
ヴァイオリンとは、そういうでは大きく違う訳です。


とまあ、色々な弊害(?)
がありますが、
それでも、二胡で私がクラシックを弾くようになったのは、
二胡で弾く時には、
二胡の良さを意識した弾き方をすれば良い、
というところに、至ったからだと思います。


が、チャルダッシュに関して言えば、
やはり、原キーの素晴らしさに、勝るものは無い、
ということで、Dで弾いてますが、笑

そんなわけで、今は、

二胡で弾くとそれはそれで、
良いもんだなあ、

となるような、演奏が出来れば、と思っています。




というわけで、今から新しい生徒さんが来られるので、
これにて。

今日も、素敵な一日を.

さて、今日は,もう寝たいんですが
今日、レッスンで気になったことがあったので、
書き留めておきたいと思います。

フレットレス楽器において、
音程を正しくとる、
ということは、大変 重要なことだと思います。

時に、
音階というものは、
半音と,全音で構成されており、
音の配列が全て決まっています。

長調のときは、全、全、半、全、全、全、半
短調のときは,全、半、全、全、半、全、全



で、おおざっぱに言うと、
半音の時には、運指は指同士が、くっつき、
全音のときは,離れる(広がる)、
という運指の配列になります。

つまり,どこの音から,始まったとしても、
指の,くっ付く,離れる
という関係の、配列は変わらない、
ということになります。

この、全音、半音の解釈が
あるのと,無いのでは,
音程をとるための、運指の意識の仕方が、
大きく変わるのではないかと,思いました.


例えば,二胡で言えば、
二胡に出てくる調は、
長調オンリーです。

D、G、C、F,B♭、A、E、E♭。


どれも、長音階です。

とすると、
臨時記号が出て来ない限りは、
必ず、第3音と4音目、第7音と8音目、
つまり,全ての調の、3と4、7とその次の1の音の時は,
その音を押さえる指同士は
くっ付くという運指になる、
ということです。


音の幅を
表す、短、調、減、増音程も、
全て、半音、全音が積み重なって出来たものです。

運指の幅は、高いポジションになればなるほど
狭くなるので、一定ではありませんが、
半音と全音の感覚をある程度つかみ,理解しておくと、
正確な運指に 役立つのでは,と思いました。

昨日ツアーから戻りました.

移動やら何やらで,疲れたり,寒さで体調を,崩したりと、
とても、人の演奏を観に行けるような時間はなく、
新たな二胡奏者の発掘には至りませんでしたが,苦笑

それぞれの演奏会場で、
ヴァイオリンはもとより、
今まであまり知られていなかった、
二胡を知っている,という方が、たくさんおられるだけで,嬉しい気持ちになったツアーでした。

ツアー中、
二胡のスタンンドを、しょっぱなの岡山の会場に忘れたため、泣
途方に暮れて、
翌日からの演奏会場だった大阪にある
近隣の音楽楽器店に片っ端から連絡して、
探しましたが,
スタンドというものは、
需要が無いのか,どこも取り扱いが無く、
結局、インターネット通販で,検索したものの、
どこも、郵送日を指定するとなると,1週間以上かかるため、
これと思うお店に、直接、メールをして、
早急に送って欲しい旨を連絡したところ,
大変丁寧に対応して下さり、
宿泊していたホテルに直接送ってもらえることになり,
とても有り難かったのでした.



そんな、間抜けなツアー最終日、
和歌山での演奏が終わり、
携帯を見ると,見知らぬ電話番号からの着信が,立て続けて入っている.
かけ直してみようかな,と思っていると、
会場の方々と、
皆で記念写真を、
ということになり、

とりあえず、写真を、
と思って,集合し,
私の携帯でも、写真を撮ってもらっている最中に、
『あれ、携帯に電話ですよ〜.』

、、、、
苦笑しつつも,
すごいタイミング!
と思い、電話をとると、
なんと、
レッスンの問い合わせでした.笑

『今、連絡しなかったら,もう、しないような気がして,何度もすみません.』

私も,思い立ったら吉日派なので、
その気持ち、よく分かります.

と、お話した次第です。

そんな、素敵なツアーの幕閉じでした。笑

ツアー中、たくさんの生徒さんから、
ツアー、お疲れさまです、
頑張って下さい,
と、ねぎらいのお言葉メールを、
頂きました。

ありがとうございます。

というわけで、
今日からまた,レッスンが始まりますので

びしばし、参りたいと思います。笑


たくさんのお心、ご縁に感謝して。







まずは,出演された皆様、お疲れさまでした。
当日までの,練習や、演奏に伴う緊張など、
色々大変な中、皆さん本当に良く頑張っておられたと思います。

考えなしの,私が生徒さんからの一言で
思いつきでした、このアンサンブルパーティー。

皆さんが,最後まで楽しんで帰られたかどうかは、
定かではありませんが、苦笑
私は、最後まで大変楽しまさせていただき、心地よい疲労感でした。

発表会と違い、プログラムもなく、出演者の皆さんには,一言しゃべっていただき、(これが,一番緊張したという方も、意外におられました。笑)
私が、つたない司会と伴奏を務め、
そういった、良い意味でのユルさが、笑顔溢れる,和やかなパーティーを創るのに一役買ったように思います。

演奏された皆さん、
様々な方がおられました。

ド緊張しておられた方、
ミスをしつつも弾き抜かれた方,
練習を糧に本番をばっちりキメられた方、
もの凄く自信なさそうに,弾き始めていたのに最後には、のびのび弾かれていた方、
自信たっぷりの方、笑
落ち着いて演奏に取り組んでおられた方、

本当に,お一人お一人、みんな違う演奏でした。


共通していたことは、
演奏に対する真摯な態度と、上手くなりたい,という熱意だったように感じました。


本番というところには、
魔物が棲んでいる、
というのは良くいわれることです。

私たち演奏家も、
普段絶対あり得ないようなミスを,本番に限っておかしてしまうこともあります。
そういう所以から、魔物が棲んでいる、といわれる訳ですが,
そういう中で、最後まで弾き抜いた出演者の方々には、
本当に,素晴らしい体験、経験だったのでは,と思います。



アンサンブルの醍醐味は、
互いの音を聴き合って呼応出来る、
と言う点にあると考えています。

ですから,厳しくいえば、
相手の音を全く聴けていない場合、というのは
もし何人かで弾いていたとしても
アンサンブルとは,いわない訳です。

私は、此の度、3人の方の演奏に,二胡で参加して
アンサンブルを組みました。
私が,弾いたパートというのは、
譜面に記してあるのではなく、
コードから、相手の弾いている旋律に呼応して
即興で,弾いたものですが、
即興とまでは,いかずとも、
自分で、対旋律や、オブリガードのようなものが
考えれるようになると、アンサンブルがもっと,楽しく身近になるかと思います。
そうして,相手を伴奏相手としてではなく、
お互い呼応する独立した立場としての音としてお互いを聴くことが出来れば、
よりクオリティーの高いアンサンブルになると思います。

人前で演奏する時に,難しいと感じるのは、
緊張することも相まりますが、
なによりも、自分の音を普段よりも聴くということが、あるかと思われます.
人前で弾く時,人が大抵の場合、
意識することは、
『自分の演奏が,聞き手にどう聴こえているか.』
ということです。
これは,一見、表面的なことだけを見ているように思えますが,
この思考が、自分のプレイスタイルや、サウンドを見直すキーポイントになることも,
多々あるかと思います。
それこそが、客観的に自分の演奏を見直すことに、等しい行為だということです。
そこを押さえた上で、自分らしい演奏が出来たら,
と,私もいつも感じることです。




無駄話が長くなりましたが、苦笑

どんどん,成長を遂げている生徒さんたち、出演された方々、
に、敬意を表するとともに、
聴きに来て下さった,素敵なギャラリーの皆様、
音カフェLUCKの皆様、
伴奏をお手伝いいただいた佐々木行様、
ありがとうございました.

皆々様に,感謝するとともに、
また、私も積み重ねる努力を忘れることの無いよう、
精進して参りたいと思った、アンサンブルパーティーでした。

さて、今週から、自ユニット祈り部の、セカンドアルバムCD発売記念ツアーで、
広島を離れます。
関西方面へいくのですが、
毎日演奏があるとはいへ、
お昼はレッスンや雑務が全く無いため,
けっこう空く日もあるので、
どこかで、面白く、独創的な、二胡奏者でも遭遇しないかなあ、
とか,密かに期待してます。


ヴァイオリニストは、独創的な方がたくさん居るので、
そういう風に,二胡も、いろんな形で派生していってほしいなあ。

と思う、今日この頃。
そんなわけで、このブログもしばしお休みです。
といっても,元々そんな頻繁に更新していませんけど,,,苦笑


では,皆様.
おやすみなさい。


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