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広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
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竹内ふみの
性別:
女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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昨日から続く雨がやみました。

春の雨は、優しくて心地よいです。
雨が、その後の晴れをつくっているような気持ちになって.


さて、先日のレッスンで
生徒さんが、
「先生が、前言ったことと違うことを言っている」
と言いました。

その曲のフレーズには、
前回レッスンした、同じ曲の違う箇所のフレーズと同じ、
フォルテの表記があり、
前の時には、私は、

しっかりアクセント的な意識をするつもりで、音量、圧力を強め,
瞬発的に弾き抜くよう、

とレッスンしましたが、

今回のフレーズでは、
同じフォルテに、

柔らかく、頭の音をつかぬよう、その音を伸ばす、

という言い方をしました。


ですから、私は、ああなるほどな。
と思った訳です。

全く違うことを言っていますね。

でも、
それは、全く違うことでなんです。

違うフレーズに、
フォルテだから、というだけで、
同じ表現を、もしするのであれば、
世界の数ある曲は、殆ど、何パターンかしかない、味気ないものになってしまいます.

フォルテ、ピアノ、クレシェンド、ディミヌエンド、アクセント、スタカート、ピチカート、リタルダンド、などなど、
まだまだある、数ある表現の中には、
また、その中で様々なヴァリエーションの枝分かれがあり、
それを、曲で見分け使い分ける、ということが、
曲を弾くことだと私は思っています。

人が人と会話して、面白く、楽しく感じるのは、
自分の伝えたこと、人の伝えたいこと、
それらが、ちゃんと、
キャッチボールの様に、お互いに細かい単位で、
理解できて、疎通が出来るからですね.

音楽でも、同じことです。

どういう質問に対しても、
「そうですね。」

という応えだけでなく、
「そうかなあ?」とか、
「いや、私は〜だと思います、」
とか、
たまには、
「違う!」
という応えだって、だから、面白い。
いろんな、アプローチがあります。

私たちはそれを、引き出し、
という言い方をしますが、
引き出しが、多ければ多いほど、
豊かな色彩と、抑揚に富んだフレーズを使いこなすことが出来ます。


人の演奏に感動する部分、というのも、
人それぞれ多様だと思いますが、
少なくとも私は、単純にただ、正確で美しい演奏をしている、というだけで、
感動はまずしません。 

まあ、もちろん、不正確で、美しくない演奏も、困りますが、苦笑
人の心は、そういった、美しく正しいものだけで出来ている訳ではないんですね。
苦しかったり、辛かったり、いやになったり、悲しかったり、ひどいことを思ったり、暴力的な気持ちや、汚かったり。

そういう部分もまた、人が共感し、そうして、
そこからまた、繋げて、
負から正を感じることの出来る、
それが、人間の素晴らしい部分だと、私は思うんですね。


、、、、話が、相変わらず逸れた感満載ですが、苦笑
私は、そんなことを考えながら、日々、音楽をしています。



皆さんも、そんなことを考えながら、
楽譜を見たり、曲を聴くと、
また、いつもと違った景色が、見えるかもしれません。

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