忍者ブログ
広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
# カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
# フリーエリア
# 最新CM
[10/23 フミノ]
[04/12 新入生]
[03/03 フミノ]
[03/01 新入生]
[02/24 フミノ]
# 最新TB
# プロフィール
HN:
竹内ふみの
性別:
女性
職業:
ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
# バーコード
# ブログ内検索
# P R
# アクセス解析
# カウンター
[28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

とある生徒さんのレッスンで、
自宅での
練習についての話になりました。

仕事から、帰宅して
その後なんやかんやして、
練習、
となると、
12時を回る事も、多々あるとのこと。


近所迷惑などを考えると、
深夜の練習は、
そうそう出来るものではありません。

大変ですね、、、、


と、言うと、

「でも、だいじょうぶなんです!」

と生徒さん。




?????


にっこり笑って、その生徒さんが
取り出されたものは、


まず、鉛筆。


『これを、楽器に挟むでしょう。』


なるほど、そうやって、消音しているんだなあ。


と思う私。

すると、

生徒さん、
まだ、何やら取り出してます。



「でね、これにね、
ギター用のアンプにつなぐマグネットを付けるわけです。」

と、くっつけた後、

「でも、鉛筆は、くっつきにくいので、」

と、おもむろに
今度は、二胡用の弱音板を取り出して、



「この板なら、平なので、しっかりくっつきます。」



といって、鉛筆と
差し替えた後、
そのマグネットを板に
くっ付けておられました。



なるほど、

あとは、
ジャックを
アンプにつないで、
それから、ヘッドホンをすれば、

消音された音が、
しっかり耳まで届きます。


消音された音は、
あまりにも、聴こえづらくて、
考えた策だそうです。


素晴らしい!!!


あいにく、
アンプからの音質を聴いていないので、
何とも言えませんが、

自宅での練習に困っている方々には、
名案なのでは、
と思いました。


お試しあれ!

PR
これは、楽器の演奏に関わらず、
スポーツや体を使ういろんな物事に
当てはまる事だと感じますが、

ある、なにかを
マスターするのに、絶対必要な事は、
筋肉を力ませない
ということ、

つまり、

脱力

が、全ての鍵

というのが、私の解釈です。



これを言ってしまうと、
元も子もないことですが、
小さいころから、楽器なり、スポーツなりに
接しておいた方が良い、
というのは、
吸収力云々以前に、
筋肉の柔らかさに依るところも、
多分にあると私は思います。

関節や、筋肉を
いかに自由に使える状態を
作れるか、

という事が、
ボーイングや、フォーム、
音色や、テクニックに繋がっていく基本だとすると、

弾く

という事自体に関しては、
そこをきっちり押さえれば、
問題ないように思います。


ただ、そこから、ジャンルが
枝分かれしていて、
どこの事を学びたいか、
によって、細かい奏法が変わってくるのも事実です。

しかしながら、
どのようなジャンルの人でも、

極めている人
というのは、必ず
脱力が十分に出来ています。


昔、中国にレッスンを受けにいった際、
1分間に1回くらいの割合で、
松軽!
と言う、注意を受けました。

力を抜いて!

ということです。



いろんな人たちの、
細かい点の、弾き方や説明等が、
微妙に違ったとしても、

その人たちが、全く明後日の方向に向いてない限り、
みんな核の部分は、同じ事を
言っている

ということも、
良くある事です。


ですから、
それを解釈する側も、
闇雲に、色々取り入れるのではなく、
自分なりに、咀嚼し、
自分に合うものかどうか、
吟味する事で、
混乱も減るかも知れない

と思います。


生徒さんの中には、
二胡に関する色々な疑問に対し
自ら、答えを出そうと、試行錯誤する生徒さんが
幾人もおられます。

そういった、自発的な姿勢は、
方向性にも寄りますが、
大事な事だと私は考えます。

そういう探究心が
上達を支える事に、直結しているとも云えます。

ただ、二胡に関しては、
少し特殊な気がします。

例えば、いろんな演奏の説明や、動画を観ていると、
皆、一人一人、説明や奏法が違い
混乱する、
という質問を受ける事が、多くあるからです。


二胡という楽器の歴史は、
古く思われがちですが、
実際今の形になってからの、
歴史は、そう古いものではない、
と聞きます。

どちらかといえば、
中国の代表楽器として、
スターダムにのし上げるために
無理くり、古いものを捨てて
新しいもの、グローバルなものを
ある意味、斬新に取り入れたという意見もあります。

それ故、
良くも悪くも、
今のような発展を遂げたが、

その結果 セオリーとして一貫しない何かが
あるのではないか、
ということです。

これは、伝統文化が
固守されている板胡の世界では、
あり得ない事だと言いますから、

やはり、
ただ単に、
民族楽器である、
ということだけでなく、
そういった、
中国の歴史の推移が
楽器一つにも、大きく影響しているのでしょう。



ただ、全部が全部
そうなのか、
というと
私は、そうではないと思います。

中国の文化としての
二胡
を、理解、探求する事は、
必要だとしても、
二胡と言う楽器の
奏法の、基本自体は、
もっと別のところにも、
存在すると思っています。

続く

二胡でも,ヴァイオリンでもそうですが、
「弾き方」というものは、
誰でも,マスターしたい最重要項(笑)だと思います。

それ故,いろんな教則本やDVD、
そうして,レッスンが存在するわけですが,

その中でも,二胡に関しては
その、『弾き方』のセオリーについてが、
割と一つところに落ち着かないのは、
やはり、二胡が民族楽器である
というとこに,因るところがおおきいのでしょうか。

中国では,板胡
と呼ばれる,二胡と同じような構造で
楽器の表面が
皮ではなく,板で構成されている,
擦弦楽器があり、
非常にメジャーな地位を占めています。

もし,二胡ではなく、板胡が
外交の扉が開けている上海で普及していた楽器であったなら,
今の中国の代表楽器は、
板胡であったかも知れず,

しかも、今でも中国では
板胡の愛好者は多く,
シルクロードから,長安、洛陽〜北京に至るまで
中国中心地での楽器という地位を,
譲ってはいない、ということですから、

中国では,二胡を弾ける人は
大抵、他の擦弦楽器も弾ける人が多い,
というのにも,うなずけるわけです。


そういう、中国の歴史の観点から、
楽器の成り立ちや,発展をみると、
非常に,面白く、中国独特の発展を遂げている事が
窺えます。


続く



先日、生徒さんが
先生に,と言って楽器を持ってきて下さいました。
といってもヴァイオリンや,二胡をいただいたわけではありません。笑

写真に写っている2つの楽器なんですが、
写真を見て,一目で何の楽器か分かる方は、
ちょっと変な方かもしれません。(良い意味で!笑)

一つは,小さくて分かりづらいのですが、
カリンバ
と呼ばれる楽器で、
木の板に細い金属の薄い板が何本も
はさっていて、その薄い板をはじく事によって
音が出ますが,
その薄い板がそのまま音程の鍵盤のような
役割になっています。

そうして,もう一つ
長い杖のようですが、
これは、

レインスティック

と呼ばれるもので,
棒の中に、たくさんの部屋があって、
その中を爪楊枝のような細い木の棒が,通って落ちていく音が
そのまま楽器になっているんですが、
雨音のような感じで、
なかなか素敵な音なのです。

いろんな長さがありますが、
これは180センチくらいもあります!




これらは
いわゆる民族楽器と呼ばれるものですが、

私も,好きでいくつかはもっていますが、
こんな立派で良い音のする民族楽器は
持っていませんので,
相当嬉しかったです。

大事にします!


世の中には、全く知らないような
また、予想も出来ないような構造の楽器というものが
いくらでも存在します。

二胡なんかは、つい最近まで
全く知られていなくて、
税関を通っても
何にも関心されない事もあったくらいですが、
今や今や,,,,

何がきっかけで、
メジャーになる,ならない
という事は,あると思いますが、
面白い事だと思うわけです。


というわけなので,
そのうち,こういったメジャーでない楽器たちが
日の目を浴びる可能性も
無きにしもあらず。

と言う内容があるようなないような話でした。笑

まあ、なにがしかの,音程やリズムが取りにくい楽器は
なかなかメジャーになるには難しいと思うところはありますけれど。


忍者ブログ [PR]