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広島在住,フィドル,二胡奏者、  竹内ふみの の、レッスン教室案内ブログです。  フィドル,二胡の生徒さん,随時募集中。 お問い合わせは、メールjajoukaahiru@gmail.com 電話090-1333-0343 まで、ご連絡ください。
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竹内ふみの
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ヴァイオリン,二胡弾き
自己紹介:
広島在住、
ヴァイオリン、二胡弾き、
竹内ふみののレッスン教室便り的ブログです。

レッスンに関するお問い合わせは、
jajoukaahiru@gmail.com
090-1333-0343
まで、お気軽にどうぞ。
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今日は,レッスンで
今まで一度も弦を替えたことがない、
という生徒さん(しかしながら,習い初めてから、確か5年はゆうに経過していると思いますが,,,笑)
と、
発表会前ということも相まって、
弦の張り替えを行いました。

弦を張り替えないひとは,割と多いみたいですね。
切れないと,張り替えない、
というのが、主流な方が多いですが,
見た目に,明らかに,さびている場合や、劣化している場合,
音がなんだか響かない、という場合には、
何よりもまず,弦の張り替えをお勧めします。

それから、これは驚くことですが,
自分で弦の張り替えが,出来ない(または,出来ないと,思い込んでいる)方も,多いように感じます。
弦の張り替えは,頻繁な作業ではありませんが,
チューニングと同じくらい、
自分で出来ないと,困る必須項目だと、
私は,思っています。

ですから、
弦の張り替えは、出来るだけ,1年に1回くらい、
何はなくとも,練習も兼ねて
自主的に張り替えてもよいかと思うくらいです。



手順は,至って簡単です。

琴胴の下にある,弦の引っかけ口に、弦の先のループしている方を,引っ掛け,
千斤を通して、(この時,内弦と外弦同士が,絡まないようにすること)
糸巻き(ペグ)に通す。


これだけです。

ただ、気をつける点は、
新しい弦は,巻いた状態で保管されているため、
楽器に付ける段階では、その巻きが、弦に跡がついてしまっており,
ぐるんぐるんに、絡み易くなっています。
少し,弦が巻いた状態で、無理に引っ張ると、
そこに、だまが出来て、簡単に弦が切れてしまいます。
ですから、弦の自然な方向に沿って、伸ばしながら
張ることが,大事です。





しかしながら、
今日の生徒さんに至っては,
弦の張り替えには30分という、
究極の長さを要しました。。。。。

なぜかというと,,,,



、、、、

さて、なぜでしょう。





答えは,また次回。

かなり,眠いので今日は,睡眠欲に負けて終了したいと思います。笑

あしからず。
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さて!
2年に一度の、発表会が今年もやって参ります。

毎年やるのは、つらい!(生徒さんもですが,私も,,,笑)
ということで、
隔年に定着している発表会。

今年は、珍しく山里から、市内に戻り、行います。笑

明治時代からの古民家をギャラリー,スペースとして貸している
「スペース手」を会場としての発表会です。
この会場は、今年の4月に私が実際,演奏会場として利用させていただいた際、
古い木のぬくもりの,温かい空間に惹かれ,
選びました。

昨年までとは変わり、
舞台はこれといってなく、
同じ目の高さでの演奏。

これが,意外に緊張する方もおられるようですが、
まあ、何でも,緊張はするもんです。笑
人前での演奏ですから。

でも,その経験が
非常に,演奏の
役に立ちます。
実際,発表会に出られた生徒さんは
ほぼみなさん、グンと,上達されます。

ご自身は、あまり気付かれない方も多いみたいですが,,,苦笑



当日は,
出演される皆さんが
目一杯演奏できるよう、こちらも
頑張りたいと思っています。

皆さん,ソロか二重奏で各々自分のパートをお一人で演奏されます。
今回は,伴奏者の方も,ピアニストと,ギタリストと
お二人にお願いしており,豪華です。

興味ある方は、ぜひ聴きにいらして下さい。



2011年10月16日 日曜日

『二響会 第四回二胡発表会』

場所 スペース手 • 広島市安佐南区長束1丁目20-3 TEL/FAX:082-238-3803 

時間 9:00~  リハーサル
   11:00~ 本番
   13:00  終演予定
 
伴奏 吉野 妙 ピアノ
   佐々木行 ギター


出演者以外で見に来られる方につきましては、お一人様1ドリンクオーダー(600円)となっております。(事前に予約が必要です。当ブログに表記されておりますアドレスから、お申し込みください。)

突然ですが、先日高胡を購入しました。笑

二胡を持っていて,つぎに買うなら
高胡。
という話は,耳にしたことがありますが,
実際、個人的には
二胡以外の拉楽器にさほど興味もなく過ごしてきたわけですが、

「ヴァイオリンの曲を弾くのに,弾き易い。」

という,その一言で、
なぜか
即買いしてしまいました。笑

といっても、
もちろん、やけ買いをしたわけではなく、
ちゃんと,吟味してのご縁あっての流れでの購入でした。


高胡は、
二胡と違い、
琴胴が,小ぶりで丸みがあって,
駒も小さいものを使用します。
広東音楽では、駒の位置は中央より少し上,綿は使わず
楽器は足に挟んだ状態で,奏するようですが、
一般の曲を弾く場合は、普通に,駒は中央に置き,綿を使用、
楽器も膝に置いて奏するようです。

弦も,
内弦が、G、外弦が、Dという、
ヴァイオリンで言うとこの,
一番低い線と、その隣の弦
ということになりますが、
実際高胡に張る弦は,ヴァイオリンの弦より、
オクターヴ高い弦となります。


だから、出音は割と高い。笑

でもって、結構耳につく音質。なわけです、、、、



先日,宮島の大聖院であった演奏では、
ヴァイオリンとのデュオの曲があり、
いつも,二胡とヴァイオリンのデュオ曲で
音域の点で色々と悩ましい問題が出てくるのを
瞬時に思い出した私は、

その時に使おう!と,息巻き,

事情を説明し,
大急ぎで,中国から送っていただいたにも拘らず、



、、、、、


触って少しすると、

こりゃあ、すぐのことには、ならんえ、、、、。


と,悟る,,,,



とにかく,やはり,弦の高さの感覚に慣れてない。

意識が薄れるとすぐ,指が、頭が、体が、DとAの定で、
動いてしまって
思わぬ音を連発。

ちょうど、いろんな調を
習いたての頃に、新しい調を練習していて,
今までの調とごっちゃになる、というような事と似ているかもなあ、
と懐かしく(笑)感じました。

しかも、何やら,二胡とは割と異なる音質のため、
長時間練習すると、
なんか、耳が,,,,,苦笑


というわけで、(どういうわけやら,分かりませんが)
高胡さんとは,ゆっくりおつき合い。

と、腰を据えて仲良しになるつもりです。


ちなみに、
私が現在愛用している二胡は、
黒檀でできていますが、
黒檀の楽器というのは、
なぜか,音がまろやかに響くらしく、

私は,恐らくその種の音質が好みなのだと思いますが
今の自分の楽器の音を
当時,初めて聴いた瞬間、

こいつだ!

と、電撃が走ったわけですが,


今度家へやってきた、
高胡さんも、

ズバリ,黒檀です。


他の高胡に比べ,ダントツ音がまろやかでした。


まあ,この善し悪しは,個人の趣向の違いだと思いますが。

楽器自体のフォルムも素敵なので,

また,写真でもとって、
アップしたいと思います。


でもって,そのうち,慣れたら,
二胡とともに、門外へ繰り出させてあげようとおもってますので、笑
お楽しみに。



久々に話を戻したいと思いますが、
リズムについてです。

二胡の譜面には
よく、「サ」
という記号が出てきますね。

この記号は、
西洋音楽用語では、ルバート
といわれるようなものと
同じ定義だと思いますが、

要は、自由なテンポで弾く

ということです。


この、ルバート部分は
テンポがないわけですから、
テンポ感がなくとも、
大丈夫,と思われる方も多いのではと思いますが、

私は、このルバート部分を聴くと、
逆に弾き手の
テンポ感の、あるないが
出るような気がします。


ルバートは確かに自由に弾いて良いわけですが、
やはりある程度の、曲の間合いやタイミングはあると思います。
それは、一人一人歌い方は違うにしろ、
フレーズやテンポのまとまり、
といった点では、
あまり、多様な解釈はないように思われるからです。


そこを、かっちり押さえて演奏できるかどうか
というのは、
やはり、その前の部分や、それ以降の部分の
曲のフレージングや、テンポ感に大きく左右されることを
念頭に入れているかどうかだと思うわけです。

それは、全体の流れの一部として
ルバートをとらえる、
ということでもありますが、

そのルバートの、タイミングや間合い
というのは、
やはり、テンポがないと、
呼吸の出来ない、息の詰まった演奏に聴こえる気がするのです。

つまるところ、
テンポ感
というのは、ある一定のリズムを刻めるという事にとどまらない

という事かもしれません。



前回の流れで行くと,
リズムについての話の続きの予定ですが、

今日は,ちょっと脱線して
余談のブログにしたいと思います。

先日,生徒さんから、
『弓を替えたら,音が出ないんです!』

という,お電話を頂きました。


ですから、私は、
松脂を,弓の毛に
これでもか、というほど塗りたくって下さい。


と,お伝えしました。笑


弓は,松脂を塗らないと、
全くおとは出ません。

使い始めは,粉を吹くくらい
付けなければ、すかすかした感じです。

しかも、ヴァイオリンと違って
毛の両面に松脂を塗らなければなりませんから、
なかなかの作業です。


使い始め意外でも,
練習前に,松脂を塗らずに
楽器を使う,という方が意外に多いですが、
私の意見としては、絶対に,付けた方が良いです。

弓の毛がピッタリ吸い付いて、使用している人なんかは、
演奏中に,塗り直すことも、あるくらいですから。



それから、毛の部分を
指で触らないこと。


手の油が付いて,
松脂が付けにくくなり、
出音にムラが出たり,毛の摩耗を早めます。


もう一つ,注意といえば、
楽器を片付ける際に、
ペグに弓を引っ掛けて片付けますが、
実際は、運指で使用する弦の部分に
松脂がつくのも,良くありません。

弦の摩耗を早めたり、
楽器使用の際に,指が,ネタついたりします。


ですから、
楽器使用後に、しっかり弦を拭いた後、
弦と弓の毛があたらないよう,
布をかませて片付けるのが、良い方法です。


こういう奏すること意外の,
細かいけれども、大事な
楽器の扱いについては、
意外に知らない方も多いと感じる事が
多々あります。



、、、かくいう私も,
先日,私の楽器に、こびりついた松脂を,
見かねた生徒さんが
楽器クリーナーを、わざわざ、かしてくれる、
ということにまで、発展するくらい,
ほったらかしておったわけですが、、、



できるだけ、日々の,楽器のメンテナンス,
自分で,出来る事は、やってあげなければ、、、、


と、自戒するわたしでした。



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